10月19日、都内にて映画「シノノメ色の週末」(11月3日[金]公開)完成披露イベントが行われ、桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、工藤阿須加、穐山茉由監督が登壇した。
同作は、長編デビュー作「月極オトコトモダチ」が国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山監督の長編商業映画初作品。会社員と映画監督という自身のダブルワークの経験を基に、社会で働く女性たちの心理を独自の目線から鋭く柔らかく、オリジナル脚本で描く。
取り壊されることが決まった母校・篠の目女子高校の校舎で、在りし日の思い出を辿るために、数年ぶりに集まったシノノメ女子元放送クラブの3人。
桜井が演じるのは、高校時代は読者モデルをしてイケてるグループの中にいた大月美玲。今はモデル事務所に所属するものの、仕事が順調に進まない役どころを担当する。
そして、放送クラブ部長で目立たない存在だったが、現在は広告代理店の子会社に勤め、あか抜けた「まりりん」こと一ノ宮まりを岡崎が、写真家を目指していたが挫折し、実家暮らしで教育関連のお堅い事務職をしている「アンディ」こと安東雅美を三戸が演じる。
さらに、美玲たちと同じく校舎に忍び込んでいた現役女子高生・あすかを中井が、まりりんが働く広告代理店の本社プランナー・上川を工藤が演じる。
昔の女子校生活を思い出しながら、互いに現在の不満をぶつけ合い、週末の度に何度も校舎を訪れるようになる。同作はそんな、大人になりきれない20代女子らの等身大の物語だ。
11月5日(金)全国ロードショー
配給:イオンエンターテイメント
(C)2021「シノノメ色の週末」製作委員会