「撮影中は“24歳”を出さないように気を付けている」
――今回演じるキャラクターについてお聞かせください。
ノジは主人公の泉(飯沼)に高校1年生の時から片思いをしていて、クラスのムードメーカー的存在の男の子です。しかし、泉に対しては“好き”という気持ちがあるせいで、積極的にいくことができないという一面もあります。
――ノジを演じるにあたって意識していることはありますか?
僕は今まで恋愛する役を演じた経験があまりないんです。なので、恋愛をしているノジや、先生や親友のライク(窪塚愛流)と話しているノジなど、シチュエーションによってノジの表情や見え方が変わるように心掛けています。
また、生徒役のみんなの年齢が17歳や18歳でリアル高校生なので、僕だけ24歳とちょっぴり大人でして…。なので撮影中は“24歳”を出さないように気を付けていますが、たまに監督から「24歳出てるよ!」と言われたりします(笑)。
――生徒役の皆さんと年齢差を感じることはありますか?
それが全然ないんです。最初の方は(年齢差を感じることが)ちょっとありましたけど、みんなが僕より大人なので、むしろ引っ張ってもらっている感じです。みんな仲が良くて、雰囲気の良い現場なので居心地が良いです。
――今回フレッシュな方々との共演ですが、一緒にお芝居をしていかがですか?
本当にユニークです。皆さん、「女優になる日_」では約半年間さまざまな演技をしていましたが、今回のドラマのように3カ月間1つの役に向き合うというのは初めてだと思うんです。
みんな“その場で何かを生み出す”ことを自然にやっているなと感じるので、僕もあんまり考え込むのはやめようと思っていて。みんなにとって“初めて”がぎゅっと詰まった撮影現場で生まれる“化学反応”がすごく楽しいです。