西川千雅が答志島を訪れ、島ならではの信仰を考察する<氏神さま~私たちの身近な祈り~>
三重テレビ放送(MTV)で毎月第4土曜日夜9:00から放送される、「氏神さま~私たちの身近な祈り~」。第7話の10月23日(土)は日本舞踊家の西川千雅を迎え、「離島にみる氏神さま」をテーマに考える。
「氏神さま」は、私たちが住んでいる地域を守っている神社であり、元々、血縁で結ばれた一族“氏族”の守り神だったが、時代を経るにつれて地域の守り神へと変遷してきた。番組では、氏神さまに焦点をあて、知っているようで知らない「日本の神・神社」を探っていく。
案内役の西川が訪れたのは、鳥羽市最大の離島、答志島。漁業に従事している人が多いことから、3つの集落にはそれぞれ、漁業従事者ならではの独特の風習や文化が残っている。「弓引神事」が中心の神祭では、漢字の八の字を丸で囲んだ「マルハチ」と墨で書かかれた弓矢の的が使われるが、その「マルハチ」が家々の玄関先や船にも書かれている理由について探る。
また、海上安全・無病息災を祈る行事「オイヤレ」に込められた島の人たちの思いを見つめるほか、海とともに生きる海女ならではの信仰など、答志島の人々によって受け継がれてきた氏神さまとの関係を紐解いていく。