「愛が強く深い作品に携わることができて幸せ」
――これだけ長く愛される作品になり、どんどんプリキュアも増えていきますが、プリキュアの一員になって良かったと思うことはありますか?
良かったなと思うことだらけです!
実は、「プリキュアOB」というLINEグループがあって、TVアニメの最終回を迎えるとそこに加入させてもらえるんですよ。「最終回見たよ~!」「1年間おつかれさま」「よく頑張ったね」と先輩方からメッセージを頂けて、「また次のプリキュアにバトンがつながったことがうれしい!」というのを話し合うLINEなんです。
なので、本当に愛が強く深い作品に携わることができて幸せだなと、節々で感じます。
ハトプリが放送されていた当時も、周りのスタッフさんが「うちの娘が今ハートキャッチ見てるんだよ!」という話をしてくださったり、「ちょっとブロッサムの声で元気づけてあげて!」など、今までにない反響があって、すごくうれしかったです。
また、自分の演じた声がおもちゃになるというのも今まで経験したことがなかったので、たくさんの初めてを経験させてもらえた現場で、すごく幸せな思い出がいっぱいです。
――花やファッションをモチーフにした「ハトプリ」の世界観と、南国をイメージした海辺の街を舞台にした「トロプリ」の世界観。映像の質や、デザインも随分変化したと思います。今、どのようなお気持ちでご覧になっていますか?
元々、「ハトプリ」はキャラクターデザインを馬越嘉彦さんが担当されていて、それまでの歴代プリキュアのイメージともまた違った個性があったんですが、今回またさらにそれから時を経て、より進化した、キラキラした「トロプリ」の皆さんとご一緒するという事で、同じ作品の中でどういうふうに質感が交わるのかなとすごく楽しみにしていました。
「ハトプリ」の持つかわいらしい部分はそのままに、「トロプリ」の華やかできらびやかな要素が追加されていて、私も見ていてすごく心ときめきました。さらに進化したつぼみたちを見ることができてうれしかったです。
「トロプリ」は、海とコスメがモチーフ。私はどちらも好きなので、自分が子どもの頃この作品を見ていたら、絶対にどっぷりハマったに違いないなと思いました(笑)。
しかもローラは歌が得意ということで!私も歌がすごく好きだから、好きな物だらけなんです(笑)!そして王女になるために努力していたり…。女の子ってやっぱりお姫様とかに憧れがあるじゃないですか!しかも変身するとさらにかわいい姿になるし、好きがいっぱい詰まりすぎて、絵柄や設定を見ただけで自分も童心に返りました!