「お店みたい」なローストビーフに“トロピカる”!
――今作は、“凍った世界をトロピカらせる”ことがテーマになっていますが、水樹さんが最近「トロピカっているな」(=常夏の太陽みたいにキラキラ眩しい気持ちが湧き上がってくる感じ)と感じたものはありますか?
なんだろう~!難しいですね…!昨年からのステイホームで、家で自炊することが多くなって。その中で、低温調理器を買いまして、それで作ったローストビーフがあまりにもおいしくて、トロピカってました(笑)!「お店みたい!」と言って自宅でかなり盛り上がってました!
――「プリキュア」シリーズ全体の魅力はどういったところだと思いますか?作品を通して伝えたいメッセージがあればお願いします。
つぼみの言葉を借りると、プリキュアという特別な力を使わなくても、「みんな心の花を咲かせるエネルギーを持っている」ということだと思います。プリキュアって魔法みたいな力を使っているわけではなくて、自分の本来持っているエネルギーを爆発させているんじゃないかなと私は思っているんです。自分の努力次第で、状況を変えることができると。
例えば、人間関係がうまくいかないという悩みだったとしたら、自分の行動次第で、その状況は常に変わっていく。自分が踏み出さなければ、そのまま現状維持。でも、勇気を出せば変わることもある。
プリキュアは“変身”という力を借りているけれど、実は根底には、その力を借りなくても、いろいろなことに真っすぐ向き合ってぶつかり合って挑戦し続ければ、苦難を乗り越え成長していけるということをメッセージとして伝えているんじゃないかなと思います。