永瀬廉がNHKドラマ初主演!「雪駄の寒さも忘れるくらい熱を持って…」オランダ語と英語を操り戦う“通訳者”を演じる<わげもん>
King & Princeの永瀬廉が2022年1月8日(土)から放送スタートする土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」(夜9:00-9:50、NHK総合ほか)で、NHKドラマ初主演を務めることが分かった。
同ドラマは、これまで「アシガール」などの脚本を手掛けた宮村優子のオリジナル作品で、江戸時代に西洋への唯一の窓口だった国際都市・長崎を舞台に、通詞だった父の失踪の謎を追って江戸からやってきた青年・伊嶋壮多(永瀬)が、時代の波に翻弄され、事件に巻き込まれながらも、和解者(わげもの)=通訳者として成長していく姿を描く。
たぐいまれな語学センスと好奇心を持つ壮多を演じる永瀬は「『おかえりモネ』に続きこんなに早くNHKドラマに出演させて頂けること、今回は主演であること、そして本格時代劇に初挑戦させてもらえること、とても光栄に思っております」と喜びを語り、
続けて、永瀬は「変化の時代を必死に生き抜いていく大胆で行動力のある壮多を雪駄の寒さも忘れるくらい熱を持って演じていきたいと思います」と意気込んだ。
「わげもん~長崎通訳異聞~」あらすじ
江戸時代、西洋への唯一の窓口となり、いわば国際都市として栄えた長崎。
出島に出入りし、オランダとの交易を、通訳として支えてきたオランダ通詞(つうじ)たちは、政治的な交渉にも立ち会い、情報収集にあたるプロフェッショナル集団だった。
嘉永2年(1849年)。ペリーの黒船来航まで、残すところ4年。オランダ以外の西洋列強、アメリカ、イギリスなど諸外国の影が年々色濃くなり、長崎は波乱の時代を迎えていた。
通詞たちには「早急に英語を学べ!」の大号令が下される。
そんな長崎に、通詞だった父の失踪の謎を追って江戸からやってきた青年・伊嶋壮多。たぐいまれな語学センスと好奇心を持つ壮多は、名通詞・森山栄之助の英語塾で学ぶことになる。
壮多の周囲では、長崎ならではの密輸事件が起きる、そして、父の秘密を知る老通詞の死。壮多は、唐 人の父を持つ妓楼(ぎろう)の少女や、剣術自慢の若通詞といった仲間たちと共に、真実に挑む。自らも葛藤しつつ、壮多を懸命に導く森山。親しみやすさと怪しさを合わせもつ謎の男・神頭が現れたことで、壮多たちは思いがけない企みに巻き込まれていく。
来たる新たな時代に、おののきつつも心を躍らせる若者たちの冒険が始まる。