江口のりこが主演を務めるドラマ「SUPER RICH」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第3話が10月28日に放送された。再起を誓う衛(江口のりこ)のそばで、温かくまっすぐな性格を存分に生かして衛をサポートする優(赤楚衛二)の優しさに、胸がキューンとさせられる。恋の始まりを予感する展開に突入したようだ。(以下、ネタバレが含まれます)
衛たちは往年の人気漫画家に仕事を依頼する
本作は、“幸せのカタチ=スーパーリッチ”を追い求めるベンチャー企業「スリースターブックス」の社長・氷河衛(江口)の波瀾(はらん)万丈な半生を描くオリジナルドラマ。衛は一回り年下の専門学生・春野優(赤楚衛二)と出会い、ジェットコースターのような人生を歩んでいく。
第3話では衛たち「スリースターブックス」が古い一軒家を借りて新たな一歩を歩み出した。会社としてお金が無くなったわけだが、投資家が持ち掛けてくる理不尽な話に乗るわけにもいかない衛は、自分がずっと心の支えにしてきた漫画家・北別府K(松田美由紀)にダメ元で仕事のオファーをしに行った。
ところが、北別府は実は、電子書籍編集部の碇(古田新太)と結婚していた過去があり、「スリースターブックス」には協力したくないとの姿勢を示す。ピンチに陥った衛を救ったのは、細やかなところに気がつき、すぐに行動を起こせる優だった。
北別府の自宅が雨漏りしていることに気付き修理を買って出た優は、北別府の大人気作「キッスをするなら5秒前」を読み、感動して号泣。その後、北別府と仲良くなりカニ鍋をつついて「んー!うんま!」と頬張った。大物になりすぎて孤独だった北別府の心の中にスッと入り込み、仕事につなげた優。衛は、優に感謝すると同時に「うちみたいな潰れかけの企業に入って良かったん?」と心配した。