福原遥が主演を務めるドラマ「アンラッキーガール!」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の第4話が10月28日に放送された。アンラッキーな幸(福原)たちと、ラッキーガール・紗菜(長井短)。両者の交流を通してさらりと描かれた“幸せとは何か”の問いが、さわやかな後味をもたらした。(以下、ネタバレがあります)
同作は、金運を筆頭にあらゆる運がゼロの福良幸、男運も対人運もゼロの朝倉香(若月佑美)、仕事運ゼロで今は無職の綾波樹(高梨臨)という“世界一不運”な女子3人が、次々とトラブルに巻き込まれながらも、幸せをつかもうと奮闘していく物語。
ひょんなことから知り合った3人の人生をさらに翻弄(ほんろう)していく弁護士兼占い師・指宿恵徳を生瀬勝久が演じ、語りをバカリズムが務める。
第4話では、アンラッキーな3人と超ラッキーな紗菜(長井短)の出会いが描かれた。
幸たちとは反対にラッキーなことがたびたび起こる、という紗菜。幸たちがラーメンに輪ゴムが混入していたり小さな不運に見舞われるのに対し、紗菜は注文していないギョウザが運ばれてきたり、八百屋さんでダイコンをサービスしてもらったりと終始ラッキー。
だが紗菜は、そんな幸運にはもう慣れっこのよう。指宿に「幸せだなぁって思えないんですよね」「これでいいのかなって思う時があって。生きるって、こういうことなんですかね」と打ち明けた。これに、指宿は「運っていうのはね、金と一緒なんだよ。常に人々の中を流れ、巡ってる。そして、金持ちが幸せとは限らない」と助言した。