11月10日にアイドルグループ・≠ME(ノットイコールミー)が2ndシングル「まほろばアスタリスク」をリリース。同楽曲はグループ初の失恋ソングで、7月に発売した1stシングル「君はこの夏、恋をする」に続き、プロデューサーの指原莉乃が作詞を担当。センターポジションも前作に引き続き冨田菜々風が務めている。
WEBザテレビジョンでは、≠MEの鈴木瞳美、谷崎早耶、冨田、永田詩央里にインタビュー。4人がそろって切ないと語る今作の歌詞やMV撮影の様子をはじめ、タイトルの「まほろば」と「アスタリスク」という単語にちなんだことなどを聞いた。
鈴木「失恋ソングだからこそ雨がすごくいい“味”になっています」
――早速ですが2ndシングルの「まほろばアスタリスク」、どんな楽曲になっているんでしょうか。
冨田:今回の楽曲はグループ初の失恋ソングで、“星(=アスタリスク)”と“恋心”を重ね合わせたような楽曲になっています。すごく切なくて、私たち自身もパフォーマンスするときに切ない気持ちになったりもするので、聴いてくれる方もきっといろんな気持ちになるんじゃないかなって思います。
――今回の歌詞で“ここが好き!”というところはありますか?
谷崎:印象的だなって思うのは、ラスサビの「あの子を好きな君が好きだ」っていう歌詞です。すごく切なくてはかなくて、片思いの恋心がこの2行の歌詞にギュッと詰まってるなって思います。
永田:私は最初の3行です。「ときめきぶつかり星ができました」っていう歌詞で最初にちょっとワクワクした気持ちになるんですけど、その後が「星座になれない 孤独な星」と続いて、この先どんな曲になるんだろう?って思わせてその先が気になるような、そんないきなり切なくなっちゃうようなところが好きです。
鈴木:この曲の歌詞全部が好きといいますか、どれもすごく切ない気持ちになって、ところどころに心がきゅっとなるような歌詞が入っているので、どれか1カ所っていうのは本当に難しいですね。
例えば、「君の幸せは近くにある私じゃない」とか、「きっと交わらない 君と私の星」とか、「好きだよなんて言えない」とか、それこそ「あの子を好きな君が好きだ 星屑に混ざって想っている」っていうところとか。
全ての歌詞が切なくてダンスも歌詞に沿った振り付けが多いので、パフォーマンスするときにすごく気持ちが入るといいますか、切ない気持ちにもなりつつ、この恋を応援したいなって思いにもなる。そんな楽曲です。
冨田:私がすごくグッときたのは、「好きだよなんて言えないアスタリスク 誰にも気付かれないように」っていうラスサビ前の歌詞なんですけど、同じような気持ちを抱えた方は結構たくさんいるんじゃないかなと思って。
「好きだよなんて言えない」って…すごく切なくて! この言葉自体がすごくストレートなので、パフォーマンスするときにストレートに伝わるように、いろいろ考えながら歌ってみています。
――既にパフォーマンスはファンの方たちの前で披露していますが、反響はいかがでしたか?
谷崎:ノイミーにとって初めての失恋ソング、新しい形の楽曲ということでどういう反応かなってちょっぴりドキドキ不安な気持ちもあったんですけど、ファンの方たちは「大好き!」とか「神曲!」とかたくさん言ってくださりました。
ツアーで初披露させていただいた時はMVが流れて、その後にこの衣装を着た私たちが実際に登場して、その時の皆さんのどよめきとかはすごくて忘れられないですし、たくさん「良かったよ」って言っていただけてすごくほっとしたというか、うれしかったです。