ももいろクローバーZ・佐々木彩夏と高城れにが、11月12日(金)、26日(金)放送の「≠ME 先輩、も~っと教えて下さい!!」(BSスカパー!)にゲスト出演する。
同番組は、≠MEがアイドルとして成長していくために、毎回さまざまなジャンルの先輩ゲストからいろいろなことを学んでいく冠バラエティ。11月12日(金)、26日(金)放送の#15、#16では、「ノイミーおもてなし会」と称し2回にわたって、≠MEメンバーがこれまで学んできたことを生かして、アイドルの大先輩であるゲストの2人を楽しませていく。
今回、収録を終えた佐々木と高城にインタビューを行い、収録の感想や収録中の心情、収録の裏側について語ってもらった。
――収録はいかがでしたか?
佐々木「みんな精一杯のおもてなしをしてくれて、すごく気持ちが伝わってきてうれしかったですし楽しかったです!パフォーマンスでファンの方々を笑顔にするのがアイドルだと思うんですけど、こういった感じで素の部分や頑張っている姿を見せて笑顔になってもらうのもアイドルだと思うので、『これぞアイドルだな』と思いながら楽しませていただきました」
高城「私は番組の収録とかけっこう緊張する方で、自分たちの番組でも力んじゃうんです。でも、今日はそういうこともなく純粋に楽しかったなって!それはやっぱりノイミーさんの持っている魅力で、人を元気にする力があふれ出ていて『本当にキラキラしているな。アイドルだな』って感じました。私たちの方がアイドル歴は長いのですが、『教わることは、まだまだあるな』って刺激を受けて、もっと仲良くなってこれからもアイドル界を一緒に盛り上げていけたらなって思いました」
――≠MEさんのおもてなしの中で、一番印象に残ったものは?
佐々木「物まねです。全員参加で披露してくれて、物まね自体もクオリティが高くて見応えがあったのですが、『(時間が許す限り挙手制で披露していくため)誰もいかないなら、私いくね』みたいな、みんなで協力し合って支え合っている感じが見て取れて、メンバー同士の仲の良さが垣間見えてすごくキュンキュンしたので」
高城「私はコントです!自分もコントをやっているからこそ、"どれだけ大変か"とか"どれだけ緊張するか"ということがものすごく分かるから、『一生懸命やってるな』と心を打たれました。また、私の場合は永野さんが台本を書いてくださっているのですが、今日披露してくださった子たちは自分たちで考えてくれていて...。面白さに加えて、勇気や諦めずにやり切ることの大切さ、一生懸命さなど、いろんなものをもらえて心が温まりました」
――お二人も急きょ参加する場面もありました。
佐々木「年下の子たちが頑張っている中、偉そうに見ているわけにもいかないですから(笑)。見ていて心を打たれて、『私たちも何かやらなきゃ!』って」
高城「確かに。心を動かされたよね」
佐々木「私たちも結成してすぐの頃に、無茶振りだったりさまざまなバラエティの企画をやらせてもらって、うまくいかなくて落ち込んだりといろんな経験をしてきたので、ノイミーちゃんたちを見ながら懐かしい気持ちになりました。ぶりっ子のコーナーは、フレッシュなみんなの後でやるのはちょっと恥ずかしかったんですけど...(苦笑)」
高城「(くじで引いた3つのお題に沿ってぶりっ子しながら告白するという内容の)ぶりっ子は、みんなの頭の回転の速さに驚かされました。正解も不正解もないものにぶつかっていくというのは一番怖いのに、それぞれオリジナリティを出しつつやり切っていたので、『これからもっと成長していったら、どうなっちゃうの!?』って怖くなりました(笑)」
佐々木「ノイミーちゃんたちがこの番組で鍛えられているんだなということがすごく伝わったよね」
――収録の合間では、自ら≠MEさんに声を掛けられていて≠MEメンバーさんもすごく喜んでらっしゃいましたが、そういった現場での佇まいは意識されているのですか?
佐々木「ただただ、かわいいから話し掛けていただけです(照)」
高城「ただのファンなんですよ...(苦笑)。息をするように『かわいい』しか言ってない」
――思うようにいかず涙してしまうメンバーを気遣って、佐々木さんが「ちょっとお茶飲みたいから」と言って休憩を促した場面に心を打たれました。
高城「同じメンバーでもかっこいいなって思いました!」
佐々木「失敗しちゃって落ち込んで、みんなは『大丈夫だよ』って言ってくれているけど、『収録を止めちゃいけない』って思えば思うほど涙があふれてきちゃうみたいな経験は、私たちもしてきたので(笑)」
高城「嫌というほどね」
佐々木「本人は失敗したと思っているけど、実はファンの人たちはああいったハプニングを期待していたりするし、めっちゃかわいかったので全然失敗じゃないんですけどね」
――高城さんも本番で、泣いてしまったメンバーに声を掛けられていましたよね?
高城「やっぱり同じ経験があるからこそ、『こう言ってほしいな』とか『ネタにしてくれたらいいのに』とか『肯定してくれると楽だな』といった気持ちが分かるので」
佐々木「スタッフさんにフォローしてもらうのもうれしいんですけど、それはそれでプレッシャーを感じてしまうという乙女心もありますから」
高城「一生懸命やっているのが伝わったし、『人の心を動かしたんだから、それで正解だよ』って伝えたかったんです」
――最後に視聴者の方、ファンの方にメッセージをお願いします!
佐々木「今回は先輩ということで呼んでいただいたのですが、少しでも『ももクロはこんな感じでやってきたんだよ』というのをノイミーちゃんたちが感じ取ってくれていたらいいなと思いますし、ノイミーちゃんのファンの皆さんにも『ももクロ姉さん、優しかったな』って思ってもらえたらうれしいです。また、(ももクロファンの)モノノフの皆さんには『あ、"お姉さん"やってるな』って思ってもらえると思うので、ぜひたくさんの方に観てもらえたらと思います!」
高城「観ていいただいて、本当に思いっきりアイドルというものを楽しんでいただけたらと思いますし、ノイミーちゃんの魅力をもっと知っていただけたらと思います。『かわいかった』と『楽しかった』という感想しか出てこないくらい楽しい収録だったのですが、それはノイミーちゃんたちが見えないところが頑張ってくれたからだと思うので、そんなノイミーちゃんたちの裏の頑張りにも思いを馳せていただきながら、楽しんでいただけたらと思います」
文=原田健