神戸にとって、春が“ヒーロー”になっていたんです
「おまえは、ずっと…公務員である前に…ヒーローだったじゃないか」神戸大助
(「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」」第10話より)
これはもう…どこから話したらいいのか! バディものが好きな私にとって、このセリフは「あぁ…とうとう凸凹コンビが通じ合った!」っていう最高のシーンです(泣)。この瞬間、待ってた~~!って感動しながら、このセリフを聞いてました(笑)。
春は、過去にトラウマがあって銃を撃てなくなっていたんですが、第10話のこのシーンでは、春が撃たないと大助がピンチっていう状況で。春にとっても引き金を引くことは怖かっただろうし、相当なプレッシャーだったはずです。そんな場面で、大助のこの言葉…! しかも、最初は春の言うことなんて聞かないで存在すら認識しているのか怪しく思えた大助が、春に対して「ずっと公務員である前にヒーローだった」って…これはつまり、大助にとっても春は“ヒーロー”という存在に見えていた、というのがわかったシーンなんですよ! あぁ、もう…尊い!!
春も大助も、お互いに対して認める気持ちを素直には言わないし、伝えようともしない。このシーンがなかったら、大助は春に対して感じていたこのセリフを口に出すことはなかっただろうなと思いますし、大助のこの言葉があったからこそ春はトラウマを乗り越えることができたので、「性格も正義感も異なる2人だけど、その2人が一緒にいてよかった」って改めて感じられたシーンでした。大助からも、春に対する想いがあったっていうのを、視聴者にもわかりやすく形にしてくれてありがとう!気づいてたけど…ありがとう!!(合掌)