12月4日(土)、5日(日)に2夜連続で放送される宮沢りえと寺島しのぶがW主演を務める「女系家族」(夜9:00-、テレビ朝日系)に、役所広司が出演することが発表された。役所は木綿問屋「矢島商店」の四代目当主で、遺産相続争いの発端となる矢島嘉蔵を演じる。
同作は1963年に刊行された山崎豊子の同名小説が原作。大阪・船場の老舗木綿問屋「矢島商店」を舞台に、嘉蔵が遺した総額数十億円の遺産をめぐる、矢島家の総領娘(=長女)・藤代(寺島)、次女・千寿(水川あさみ)、三女・雛子(山本美月)、さらに嘉蔵の7年来の愛人・浜田文乃(宮沢)らによる壮絶な遺産相続争いを描く。
役所が演じる嘉蔵は「矢島商店」四代目当主で、藤代、千寿、雛子の父。数十億円相当の資産を遺してこの世を去るが、遺言状に7年来の愛人である文乃の存在を記したことで、矢島家では遺産相続争いが展開。さらに文乃のおなかには嘉蔵の子が宿っていて、その事実が争いをより一層激しくする。
矢島嘉蔵役・役所広司コメント
鶴橋康夫監督とは本当に久しぶりにご一緒したのですが、監督の「スタート!」「オッケー!」の声も、撮影の合間のジョークも相変わらずで(笑)、懐かしく撮影に臨みました。
鶴橋組もスタッフはだいぶ若手に替わりましたが、雰囲気は変わらず…。監督が時折出してくれる「大オッケー!」を励みに、今回も頑張りました。
愛人役の宮沢りえさんとは、これまで同じ作品には出たことがあったのですが、絡みはなかったんです。本当に素晴らしい女優さんですから、同じ画面でお芝居ができることを楽しみにしていました。今回は少ない時間でしたがいろいろお話することができました。