「常にみんながスマホを持っているところ」がリアル
――最初に台本を受け取ったとき、どんな部分を意識しながら読みましたか?
ストーリーはもちろんですが、自分の役柄を意識しながら読みました。このドラマのストーリーについては“超現代の高校のお話だな”と思いました。
ストーリーはもちろんですが、自分の役柄を意識しながら読みました。このドラマのストーリーについては“超現代な高校のお話だな”と思いました。
第1話で転校生が来ることになり、クラスがすごく盛り上がるというシーンがありますが、来玖が通っているクラスは男子よりも女子の方が多くて、(あまりにも盛り上がるから)同年代のリアル男子高校生である自分(窪塚愛流)の立場であれば「ずるいな、ちょっとうらやましいな」と思うのですが、来玖だったら「女子と一緒に盛り上がっている側かな」とか、そんなことを考えながら読んでいました。
――台本を読んでいて「リアルだな」と思う部分はありますか?
劇中で常にみんながスマホを持っていることです。僕は現役高校生ですが、友達と話していても必ずスマホが視界に入る位置にあるんです。僕たちにとって身近な存在であるスマホが、劇中でも身近な存在であることが「リアルだな」と感じます。
――撮影中に最も心に響いたせりふがあれば教えてください。
長谷部先生(飯塚悟志)が生徒たちに対して言った「もうすぐ受験だから、この高校2年生の学生生活を謳歌(おうか)しろ!」というせりふです。この言葉が来玖にも、窪塚愛流自身にも響きました。
――窪塚さんご自身も現役高校3年生で学生生活も残りわずかかと思いますが、卒業までにやりたいことはありますか?
学校行事は今後どうなるか分からないので、自分たちで何かしたいなと思っています。みんなでご飯っていうのも気軽に行ける状況ではないですが、最後くらいみんなで思い出を作りたいなと。とりあえず1日でもいいので、みんなとはっちゃけて遊びたいです!