――ドラマは神尾楓珠さん演じる遠藤先生と貫地谷しほりさん演じる亀高先生の凸凹コンビが魅力的ですが、二人のような風変わりな先生のことをどう思いますか?
本当に全員キャラが濃いですよね。あんな先生いるのかな? でも今の時代、私もですが周りに合わせて意見を言う方も多いと思うんです。でも遠藤先生は自分の意見をズバッと言う。もちろんそれが、いいときも悪いときもあるから難しいのですが、あぁいう先生がいてくれたらいいなと思います。正直だからこそ言われて傷つくこともありますが、褒めてくれたときは何よりもうれしいと思うので。先生の気持ちは嘘なんてないんですよ。だからドラマの中でも人気なんだと思います。そして、このドラマで大事なのは亀高先生。貫地谷さんがものすごくかわいいのですが、生徒に真剣に向き合ってくれる亀高先生がいるからこそ生徒の悩みを解決できていると思います。遠藤先生と亀高先生のバランスが最高。愛佳があのクラスに入れて良かったと思います。
――矢吹さんにとって印象深かった先生を教えてください。
小学校の時の先生なのですが、算数の授業のときに最初に答えを教えてくれるんですよ。そして、そこからどうしてこの答えになったのかを考えていく授業をしてくださいました。何事も過程が大事だということをその時に教わりました。その先生は他にも変わった授業をされていて、道徳の時間にはみんなで架空の会社を作って税金について考えたり…。普通に教科書で勉強するよりためになった気がします。不思議な先生っていいですよね。
――矢吹さんはどんな学生だったのですか?
それこそ愛佳と同じく元気な子でした。ただアイドルをしていたので、部活はしていなかったんです。なので部活ってどんな感じなのか気になります。もしアイドルの仕事をしていなかったらどこかには所属したかったですね。ダンスが好きだから愛佳みたいにチア部もいいけど、意外と動くのが好きじゃないので文化系にいっていたのかも…。でもどんなことでもみんなで一緒になって何かをするって楽しいと思いますし、私にとってはそれがアイドルだった気がします。
――クラスの中心的な存在だったのですか?
そんなことはないですが友達は多かったです。でも私、人見知りというわけではないけど自分から話しかけるタイプじゃないんですよ。友達ができても遊びに誘ったりするのは苦手で。断られたら悲しくなるとか何か深い理由があるわけではないのですが、あくまで友達からの誘われ待ち(笑)。それは韓国に行っても変わらなかったです。でもみんな優しくてどっかに行こうよと言ってくれるんで。いい人たちと出会っているなと思います。
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