人との出会いはラッキー
――撮影中に感じたラッキーなこととアンラッキーなことを教えてください。
ラッキーだったのは誰も体調を崩さず、無事に撮影ができたことです。この作品は不運な出来事として転けたりとかちょっとしたアクションがたくさんあるんですよ。そんな慣れないお芝居があるのにも関わらず、みんなケガもなく楽しくできたのは本当によかったです。あと天気にもかなり恵まれました。そしてアンラッキーはそこまでないんですが、私のカットを撮るときに限って外のチャイムが鳴ったり、トラックのバック音が鳴り響いたり、飛行機が真上を通ったりして…。「幸ちゃんのシーンだから?」と思うことは多々ありましたね。でもそれを含めて楽しかったです。
――今回のドラマは“占い”がキーワードでしたが、占いを信じる方ですか?
占いは好きですが、信じる方かどうかといえば難しいですね。私、基本、いいことしか覚えていないし、占いはいいことばかり信じるタイプなんで(笑)。ちなみに私、意外と占い師の方から面白いことを言われることが多いんですよ。昔、中華街で占ってもらったときは、「銀行員になったらいい」と言われて…。私、全然、銀行員っぽいところはないし、しっかりもしていないのでなんで?とは思うのですが、なんか言われたときは笑ってしまいました。きっとどこかにそんな要素があるんじゃないかな。あと今回の占いの監修をしてくださっているシウマさんには「この業界にいなかったらオリンピック選手になっていた」と言われて…。そんな才能があるんだとすごくうれしかったです。こういうことは信じていきたいですね。
――自分がラッキーだと感じる瞬間はありますか?
人との出会いはすごくラッキーな方だと思います。一緒にいてくださる方もですが、それこそ今回のドラマで知り合ったみなさんもみんな本当にいい方ばかりで。まさかこのドラマが始まるまではここまでみんなと仲良くなるなんて想像もできなかったですから。そしてそれは臨さんと若ちゃんだけでなく、生瀬さんをはじめ共演者やスタッフのみなさんも同じで。このラッキーは今後も続いていけばいいなと思います。
――最後に、終盤に向けての番組の見どころを教えてください。
やはり“大凶日”に何が起こるのか、楽しみに待っていただきたいです。そして幸ちゃんが第6話で「自分は幸せになろう」と決意しましたが、そのことでどう変わっていくのか。幸ちゃんと元婚約者の関係や香ちゃんは卓海(板垣瑞生)くんとどうなっていくのか、樹さんの就職はどうなるのか…。みんなが幸せを掴むために一丸となって挑んでいく姿は見どころのひとつだと思います。私も最初、最終回の台本を読んだとき、こうなるか~と思ったので、一緒に驚いていただきたいです。