SKE48須田亜香里が初のソロライブで見せたファンとの“プリミティブ”な関係性
時に涙を見せながら、全8曲の初ソロライブを“完奏”
この日の会場は11年前にSKE48が初めて東京で出張公演を行った場所ということで、その時に行った「制服の芽」公演1曲目の「恋を語る詩人になれなくて」からライブはスタート。
2曲目も同公演の中から「万華鏡」をチョイスし、3曲目には初めて“選抜総選挙”でランクインした時の楽曲「抱きしめちゃいけない」を披露した須田。だが、須田は昔のことを思い出して泣いてしまい、これが本人も予想していなかった涙だったため、3曲を歌い終えると「鏡チェック」と言って一旦舞台袖へ。
舞台上に戻って来ると、今度は「エレキギターにも挑戦したいと思って」と話し、自身のソロ曲「今の私じゃダメなんだ」やオーディションで歌ったという大塚愛の「さくらんぼ」など4曲を、借りてきたという赤いエレキギターとともに歌い上げた。
そして、須田は再び水色のアコースティックギターに持ち替え「この涙を君に捧ぐ」を披露。歌唱後にはファンへの感謝の思いを明かし、曲名通りに再び涙を見せた。
最後は「ゆっくりするのもいいんだろうな、長く生きていくためにはずっと100%ではいけないんだなっていうのを、やっと分かってきた大好きな曲」(須田)だという「ラムネの飲み方」を歌い、自身初のソロライブを締めくくった。