患者と向き合う未知子の姿に影響を受ける森本
物語は、副鼻腔炎で緊急入院した政治家・榎本(徳重聡)をマスコミの追及から助けるため、蜂須賀は胃がんだと発表し、七宮を替え玉にしてオペを生配信する展開に。
七宮から執刀医に指名された森本は緊張しながらオペを開始するが、転移がわかる。そこに未知子が登場し、「私、失敗しないので」の言葉通り、オペを見事に成功させた。
未知子と再会して「一人一人の患者と向き合うことこそ、医者の仕事だ」と改めて気付いた森本は、実家の病院に戻ることにした。そんな森本を4年ぶりに演じた田中に、「段々と元の森本先生に戻ってる感じがとてもよく出てた」と称賛が寄せられた。
そして、実家の病院に戻るという森本に「やめといたら? だってあんたオペ下手なんだし。あんたの取り柄っていったら、馬鹿正直なとこぐらいなんだから」と鋭くも、どこか優しい雰囲気で返した未知子。今回も、医者としての信念を強く持つ姿がかっこよ過ぎた。
第8話は12月2日(木)に放送。蜂須賀は、念願の感染研究センター設立プロジェクトを成功させるため、厚生労働事務次官・神部(宮川一朗太)と裏で手を組むことに。そんななか、博美(内田有紀)の高校時代の同級生・八神さつき(瀬戸朝香)が重篤ながんで入院。さつきは、蜂須賀と内科が主導するケミカルサージェリーを希望していたが、未知子は外科手術で切除できる可能性はゼロじゃないと断言する。
(文=ザテレビジョンドラマ部)