アニメ「マリア様がみてる」4thシーズンのDVD購入者イベントが14日、ワーナー・マイカル・シネマズ板橋で開催され、ゲストとして福沢祐巳役・植田佳奈と、島津由乃役・池澤春菜が登場。作中の舞台となる生徒会・山百合会のお茶会にちなんで、用意されたお菓子をほおばりながら、トークショーとイベントを行った。
本作は今野緒雪による同名ライトノベルをアニメ化したもので、カトリック系のミッションスクール・リリアン女学園に通う、うら若き乙女たちの姿を描いた学園ドラマ。
この日まず行われたのは、「マリア様がみてる」シリーズ史上初となる公開オーディオコメンタリー収録。劇場のスクリーンに映し出された本作の総集編に、声優と客席の声を生で吹き込むという実験的な試みに、「これで今後も(公開収録が)続くか、二度とやらないか。幻の企画になるかも」と植田も不安そうな様子。しかし、いざ収録が始まると、本編の内容とは関係のない普段の収録裏話や、登場人物である柏木優のディープなキャラ診断などでトークはヒートアップ。しばし脱線する2人のマイペースなやりとりに、会場の温かいツッコミが入る貴重なコメンタリーが収められた。
その後は、植田と松平瞳子役・釘宮理恵がこの日のために歌ったED曲「くもりガラスの向こう」の特別ミュージッククリップを上映。数々の名場面と共に、2人の見事なデュエットを劇場の大音響で堪能できる、ぜいたくなひとときを楽しんだ。ちなみにこのクリップとコメンタリーは来春発売予定のファンディスクに収録されるとのこと。
ほかにも、小笠原祥子役・伊藤美紀から届いた手紙を紹介したり、サイン入り台本などが当たる抽選会など、その充実した内容にファンも大満足だった様子。5thシーズンの制作も待ち望まれる本作だが、「5thどころか、それこそライフワークとしてずっとかかわっていきたい」(植田)、「20th、30thまで(笑)」(池澤)と、2人の熱い意気込みも語られ、イベントは大盛況のうちに終わった。
第1〜6巻 コレクターズエディション:各8190円(税込)(第6巻のみ9240円【税込】)/通常版:各5775円(税込)(第6巻のみ6825円【税込】)発売中 ジェネオン・ユニバーサル
公式HP
http://www.gokigenyou.com/index2.htm