赤池洋文プロデューサー(フジテレビ第二制作部)コメント
前作で新たなスタートを切った“二代目小泉さん”ですが、コロナという未曽有の事態によってドラマ制作が困難を極め、気づけば2年近い月日が流れてしまいました。
しかし、その間もラーメン店は、未知なるコロナの恐怖に負けることなく、知恵を絞ってあらゆる対策を講じて、営業を続けてきました。
そしてそのお店を支えるべく、多くのラーメンファンもあらゆる対策を講じて、ラーメンを食べ続けてきました。小泉さんもその一人です。
今回は、そんなコロナと戦い続けたラーメン店や小泉さんたちの軌跡をドラマにしました。ラーメンは負けません!
あらすじ
2020年3月、新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックの延期が決まった頃、小泉さん(桜田ひより)と大澤悠(井頭愛海)、中村美沙(田鍋梨々花)の3人は、いつものようにおいしいラーメンを食べに老舗ラーメン店を訪れていた。そこで美沙は、ミュージシャンを目指して毎日駅前で路上ライブをしている青年・隼人(小宮璃央)と付き合うことになったと二人に報告する。
しかしその1カ月後、東京都に初の緊急事態宣言が発出。隼人とデートができない美沙は不安を募らせる。外出自粛が求められる中、小泉さんらもまた、日々のルーティンであるラーメン店巡りを思うようにできずにいた。小泉さんに会えずラーメンも食べられない状況に、悠は悲しみに暮れるが、小泉さんはそんな時期でも絶品ラーメンを食べることができる秘策を試していた。
その後、緊急事態宣言が解除され、晴れてラーメン店巡りを再開した小泉さんら。久しぶりに訪れた人気中華料理店で、彼女たちはクラスの委員長・高橋潤(井本彩花)と隼人が仲むつまじげに食事している場面に遭遇する。潤に隼人を取られるのではないかと気が気でない美沙。
それから、度重なる緊急事態宣言で小泉さんらの学校のイベントは軒並み中止になり、隼人は路上ライブも開催できず、彼らにとって我慢の日々が続いていた。出口の見えないコロナ禍に、やり場のない思いを抱えた悠、美沙、潤、隼人の4人を、ある日小泉さんがラーメン店に連れ出す。