放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8.00-8.15ほか、NHK総合ほか)は、農家に生まれた少女・谷田部みね子(有村架純)が、集団就職で上京し奮闘する青春ストーリー。
物語序盤では、みね子の幼なじみである助川時子(佐久間由衣)、角谷三男(泉澤祐希)とのやりとりが丁寧に描かれており、また、3人は共に上京して支え合う関係となっていく。
そんな本作のキーパーソンの1人、三男役の泉澤にインタビューを行った。
──出演が決まった時の感想を教えてください。
(事前に読んでいた)台本がめちゃめちゃ面白くて、「三男役を他の人に渡したくない」と思っていました。物語終盤から出演した連続テレビ小説「マッサン」(2014年~2015年、NHK総合ほか)と違い、イチから作品に関われるということもあって、とにかくうれしかったですね。
──三男のどんなところに魅力を感じたのですか?
三男は友達思いですし、初めて台本を読んだ時からずっと好きなキャラクターです。三男には“愛らしさ”を感じますね。親からはいつもはたかれたり邪魔者扱いされたりしていますが(笑)、愛にあふれた家族だと思います。家族みんながいつも、どこかで三男のことを考えていて。
角谷家は、僕の家族と似た雰囲気かもしれないですね。僕にも兄がいるのですが、兄とはけんかばっかりしています(笑)。そういう“弟っぽさ”も僕と三男は共通していて、角谷家には居心地の良さを感じています。
──有村さんにはどのような印象をお持ちですか?
テレビや映画で見ている方というイメージが強かったので、緊張してしまって。初めはあまり話し掛けられませんでしたね…。凛としていて、肝が据わっている女優さんという印象です。
今は一緒にいて落ち着く間柄になりました。(佐久間も含め)みんな無理に話すことはしませんし、無言でいることも多いのですが、たまに架純ちゃんがふざけてくれて、それに僕が乗っかって、由衣ちゃんが「まあまあ」って加わってくる…みたいな(笑)。
──佐久間さんはいかがですか?
由衣ちゃんは時子と同じように、「ちゃんとしなきゃ!」という思いが強くて、たまに無理しちゃうこともあるんじゃないかなと感じています。「(自分は)お芝居の経験が浅い」と仰ることが多いので、そういう面は支え合っていければと思っています。
──撮影の合間はどのように過ごしているのですか?
由衣ちゃんとは茨城でロケをしていた時、よく一緒にご飯を食べていましたね。撮影が終わってから、焼き肉に行ったこともあります。
仕事の相談をしてくれたこともありますし、「おいしいお店ある?」とか「休みの日は何してる?」とか、そういう他愛のない話もしていましたね。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
【HP】 https://www.nhk.or.jp/hiyokko/
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