世間にも広く“顔”を知られるようになった声優たち
アニメのキャラクターや映画の吹き替え、テレビ番組のナレーションなど、その魅力ある声を武器に活躍する声優たち。今ではその声や卓越した表現力、個性を生かして、自身がテレビ出演することも多くなった。
たとえば、2022年1月より放送開始する「進撃の巨人 The Final Season Part 2」(NHK総合)で主人公のエレン・イェーガーの声を務める梶裕貴は、2019年「めざましテレビ」(毎週月~金曜朝5:25-8:00、フジテレビ系)で月替わりプレゼンターを務めた。2020年にTVアニメ化され一大ムーブメントを起こした「呪術廻戦」の七海建人の声を務めた津田健次郎は、2021年10月期のドラマ「最愛」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)やデロンギヒーターのTVCMに出演するなど、アニメ好きや声優好きでなくても、彼らの姿を目にすることは日常のこととなっているのだ。
声優がみせる多彩なアーティスト活動
声優の活動といえば、先に挙げたアニメや映画の吹き替え、ナレーション以外に歌手活動は昔から盛んである。一時は、アニメの主題歌を主演キャラクターやヒロインが務めるというのは定石だった。さらに「ヴィジュアルプリズン」や「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」など、歌唱力の高さを求めるアニメ作品も多く、声優の歌手活動とそのライブ動員数は、本業のアーティストにも引けを取らないほどだ。
そんな中、2021年12月31日をもって歌手活動休止することを発表した茅原実里。彼女の活動休止前、最後の音楽作品「Re:Contact」を引っ提げた“ラストライブ”『[生放送] 茅原実里「Minori Chihara the Last Live 2021 ~Re:Contact~」』を、12/26(日)昼5:25~、アニマックスが生中継する。茅原といえば、2006年「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希役で広く知られ、歌手としては人気アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」のED主題歌を務めるなど多彩な魅力を発揮している。
また、“ヘヴィメタル”ד声優・俳優陣”ד復讐劇”をテーマに展開していくメディアミックスプロジェクト“THE LAST METAL”に登場するバンド「Venomous 8」の楽曲やMV制作の過程を追うドキュメンタリー「ラストメタル ~Behind The Scenes~」が12月17日(金)、24日(金)夜9:00~、ファミリー劇場で放送される。若井望をはじめヘヴィメタル界の一流アーティストを巻き込んだ本プロジェクトには、伊東健人やランズベリー・アーサー、鈴木崚汰、植田圭輔、森川智之といった声優と俳優、さらには音楽プロデューサー・高梨康治(Team-MAX)らが出演している。
声優の“声”の魅力を生で感じられる朗読劇
“声の演技”が重要なカギとなる朗読劇も声優の主戦場だ。ファミリー劇場では『音楽朗読劇「ALCHEMIST RENATUS~Homunculus~」』を12/26(日)夜9:00~、TV初放送する。本作は、劇作家の藤沢文翁による大ヒット3.5次元音楽朗読劇。17世紀、世界が錬金術に魅入られた時代を舞台に物語は展開していく。諏訪部順一、鈴木達央、豊永利行、花江夏樹、蒼井翔太、津田健次郎、中村悠一など、そうそうたるメンバーが出演している。