エレナ アレジ 後藤コメント
この仕事が決まったとき、ちゃんと演技ができるのかなとプレッシャーを感じていました。事務所に入ってから演技のレッスンは少ししていましたが、そのときは日本語も今のようにスムーズに話せなかったので、演技以前の“日本語のレッスン”という感じでした。今は日本語を理解して喋れるようになりました。日本へ来たばかりのときは、仕事用の日本語を知らなかったので“お疲れさまです”とかそういう言葉を勉強しました。
演技に関しては監督が何度もリハーサルをしてくれたのでとても助かりました。そのおかげで頑張れる気がしました。母もセリフを覚えるのを手伝ってくれて、「一緒に会話するだけだからナチュラルにやっていけば大丈夫」とアドバイスをくれました。今は、目の前のことに集中して頑張ります。
伊與田英徳氏(番組プロデューサー)コメント
初めて彼女にお会いしたのは4~5年前のスイス大使館のイベントでした。そのときに彼女を見て、自然体なんだけどなぜか目が彼女に向くという、オーラといいますか、気品のある華やかな印象を受けました。今回この役を誰にオファーするか考えたときにそのおきのことを思い出したんです。
今回の役は実は地味な設定ではありますが、その中で強い意志を持っているキーウーマンです。彼女の存在感が、うまく役にいかせたらいい形になるのではないかと思い、思い切ってオファーしました。彼女なら、何かやってくれそうだと思えたんです。実際撮影に入ってみると、マリアという役に向かっていく熱を感じています。素晴らしい女優さんと出会えてよかったと思っています。
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