12月16日、都内で映画「酒蔵のむすめ」舞台あいさつが行われ、STU48の今村美月、石田みなみらが登場した。同作で初主演を務めた今村と石田は、東京での初上映を迎え「ようやく皆さんに届けられてうれしい」と笑顔を見せた。
同作は、創業270年の老舗酒蔵を舞台にしたヒューマンラブストーリー。コロナ禍で大打撃を受けている日本酒業界を盛り上げるために製作された短編映画だ。
酒造のひとり娘として生まれた向井夏子(今村)。実家の酒造で働きながら自分の人生を自問自答していたところ、高校時代の親友・ 秋江(石田)のグランピングウェディングの誘いが届き、人生が輝く秋江の姿を見て、変わらない自分に改めて気付かされる。そこで出会った友春の真っ直ぐな姿に心惹かれるが、本当の自分を打ち明けられないまま、彼と付き合うことになる。
今村は作品について「お酒をガブガブ飲むような方ではなかったので…台本をいただいた時は(お酒の)知識があまりなかったんですけど」と不安があったことを明かし、「でも作品を通して賢くなれました」と笑顔を見せた。石田も「お酒を題材にした映画はなかなかないので新鮮でした」と話した。
また今村は、劇中で結婚したことに触れ「内容的に、見終わった皆さんの前に立つのが恥ずかしくて…」と照れ笑い。「たくさんの方が見に来てくださってうれしかったです」と感謝を伝えた。
また「初めての映像がこの作品で良かったですし、これから映像系に挑戦していきたいなと思える作品になりました」とコメントし、イベントを締めくくった。