<アバランチ>綾野剛、クランクアップで感謝「自分の人生にとても大きな影響を与えてくれました」
綾野剛主演の“月10”ドラマ「アバランチ」(毎週月曜午後10:00-10:54、フジテレビ系)の最終回が、12月20日(月)に放送される。最終回放送を前に、主人公・羽生誠一を演じた綾野がクランクアップを迎えた際のコメントが公開された。
同作は、主人公・羽生誠一をはじめとしたアウトロー集団・アバランチ(Avalanche=雪崩)と国家権力をわがものにしようとする巨悪の壮絶な戦いを描いたエンターテインメント作品。
撮影を終えた綾野は、「本当にありがとうございました。アバランチメンバーや羽生誠一に出会えたこと、何より皆さんとこの作品を今日まで走り切り雪崩を起こせたこと、これからの自分の人生にとても大きな影響を与えてくれました。心から感謝申し上げます。いつかまた皆さまにお会いできるようこれからも走り続けます。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう」とあいさつ。共に戦ってきたスタッフ全員に感謝の言葉を述べた。
さらに、「このドラマを批評してくださる記者、ライター、視聴者の皆さまがノンフィクションの批評のように、現実と同じ目線や感覚で言葉を紡いでくださっていることに、とても感激しました。その皆さまの言葉を受けて、われわれの精神がより“揺るぎない前進”になった瞬間が多々ありました。一緒に世界線を見つめてくださっているお気持ちにとても魂が揺さぶられましたし、たくさんの“気付き”にも出合えました」とコメント。
続けて「先日ロケをしている際に、通りがかった方々から『アバランチだ』と言われたんです。個人名やタイトルではなくチームを指す感じで『アバランチだ』と。皆さまと一緒に取り組んできた“フィクションとノンフィクションの狭間をどう行き来するか”というテーマにリアリティーを与えてくださった瞬間でした。ありがとうございます。この場を借りて感謝申し上げます」と、メディアや視聴者に対して感謝した。
そして、放送を目前に控えた最終回について綾野は、「全10話を通して、全国民に“委ねる”のではなく“託す”という最終話を迎えました。このドラマは勝敗を表現したい作品ではありません。全ての人たちにとって当たり前の希望や、生きることへの誇りや尊厳を、少しでも感じ取っていただけたらと。僭越ながら皆さまの“現在”への寄り添いになりましたら、幸いです。最後になりますが、本当の“Episode Final”は皆さまのお心の中にあります。ぜひ、受け取ってください」とメッセージを送った。
TCエンタテインメント
発売日: 2020/12/25