EXILE AKIRA、岩田剛典ら出演「シネマファイターズ」全作品監督コメント
EXILE TRIBEとShortShortsによるコラボ企画「CINEMA FIGHTERS(シネマファイターズ)」で制作される、全6作品すべての情報を公開された。
「CINEMA FIGHTERS」とは、ショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」と、21世紀の日本エンターテインメントシーンをリードする、アーティスト集団・EXILE TRIBEが所属するLDH JAPANがタッグを組み、数々のメジャーアーティストの作詞を手掛ける小竹正人氏の世界観を具現化する音楽と映像の新しいプロジェクト。
これら6作品は、6月1日(木)に開催のSSFF&ASIAオープニングセレモニーでプレミア上映されることが決定し、開催期間中も各会場にて上映予定だ。
それぞれの作品に倍賞美津子、鹿賀丈史、桜庭ななみ他、豪華メンバーに加えてLDHからEXILE AKIRA、岩田剛典、Dream Amiらが出演する。
倍賞が出演する「Snowman」は治療薬が発明される未来を信じ、冷凍保存された夫と50年間待ち続けた妻の長い愛情の軌跡を描いたSFラブストーリー。
「色のない洋服店」では、Dream Amiと鹿賀が共演。2人が、色を失った世界で洋服屋を営む女性とそこに訪れる謎の放浪画家を演じる。
AKIRAが出演する「キモチラボの魔法」には、Flowerが楽曲を提供。その他、岩田と桜庭ななみが共演する「SWAN SONG」、町田啓太出演の「執着の場所」、そして既に話題となっている山田孝之と石井杏奈が共演の「パラレルワールド」だ。
ここで、全6作品の監督からのコメントを紹介する。
「パラレルワールド」河瀬直美監督コメント】
アンフェアワールドはその歌詞の中に込められた思いに寄り添うと、おのずと映像が浮かんだ。
切ない思いは母校の天文観測室へ寄せられ、在学中は立ち入ったことのない空間に足を踏み入れると不思議なことにあの頃が走馬灯のようによみがえって来た。果たせなかった夢、止めることのできない刻、それらを映画がつなぎ止め、やり直すチャンスを与えるものだとしたら…。
この世界に繰り返しまみえる太陽と月の光は人間の営みを見守るようにある。時空を行き来することのできるパラレルワールドへ、ようこそ。
「キモチラボの解法」A.T.監督コメント
楽曲「白雪姫」で描かれているヒロインは、見慣れている美しくきらびやかな世界ではありません。凍てつく寒さの中で大輪を咲かせようと、耐え忍び時を待つという新しい見え方。
「つぼみ」→「開花」を感情の起爆に置き換え、現代人が不得意とするFace to faceのコミュニケーションの根幹を描きたいと考えました。
人と人が最も幸福に感じる瞬間、行為とは…?答えは作品にあります。
「Snowman」萩原健太郎監督コメント
曲の歌詞はすてきだと思うのだけど、まるで自分とは程遠い別の世界の話のように思えていました。僕の中でリアリティが伴わないんです。本当の世界はもっと苦しく、痛みで満ちあふれているのに。
それなら歌詞の裏を描く事で、Snowmanはより輝きを増すのではないか。苦しみがあるから人は輝き、物語は始まる。痛みがあるから思いは降り積もり、Snowmanは出来上がるのだから。
6月1日(木)~25日(日)
上映会場:東京5会場、横浜1会場
〈東京〉表参道ヒルズ、スペースオー、ラフォーレミュージアム原宿、アンダーズ東京 Andaz Studio、iTSCOM STUDIO&HALL、二子玉川ライズ、恵比寿act square
〈横浜〉ブリリアショートショートシアター
※開催期間は各会場によって異なる。変更の場合あり。
料金:無料上映
オフィシャルサイト
主催:ショートショート実行委員会/ショートショートアジア実行委員会
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