歌手のぱいぱいでか美が12月24日に都内で記者会見を行い、「でか美ちゃん」に改名することを発表。この会見をもって“ぱいぱい”と決別し、「でか美ちゃん」として活動していく。
「ぱいぱいでか美」と書かれたネームプレートを裏返すと、「今の時点からでか美ちゃんになりました」と報告したでか美ちゃんは、「イベント会場によっては、オファーをいただいてその日にライブやりますということが決まっていたのに、決まってから『やっぱりちょっと名前的に無理でした』ということでなくなってしまったり、そういうお仕事の面でご迷惑を掛けてしまうようなことが何回かあったりしたのはショックでした」と、仕事での影響を告白。
「それだけなら自分の仕事が一個なくなったとか、自分の中だけで完結する話だったので、そんなに考えなくて済むかもしれないんですけど、やっぱり呼び方で気を使わせてしまうというところは私はすごく気に掛かっていて、30歳になって年下のアイドルの子と仕事をする機会がものすごく増えた時に、そのアイドルに『ぱいぱい』と呼ばせてしまうかもしれないということで、そちら側のファンの方に複雑な感情を持たせてしまうということに対する、申し訳なさみたいなのが強くありました」と神妙な面持ちで語った。
しかし、これまでの名前に対する思いは強く、「とにかく皆さんに一発で覚えていただけたこと、そして“ぱいぱいでか美”って記事のタイトルに入っていると結構クリック数が多かったりするそうで、すごく注目の集めやすい名前でしたし、“ぱいぱいでか美”という名前でも私のことを愛してくれた方々、応援してくれた方々というのは、かなり前の段階にある大きな大きなハードルを越えて私のことを好きになってくれているので、そういう意味ではものすごくいろんな景色を見せてくれたし、いろんな人に出会わせてくれた大好きな名前でした」と、“ぱいぱいでか美”に感謝した。
今後、新しい名前でチャレンジしたいことについて「ゲスの極み乙女。さんのバックコーラスでちらっとしか映らなかった『NHK紅白歌合戦』に出たいですね。もうNHK対策はバッチリの名前になりましたから。やるからにはそれぐらい目指していきたいですし、ゴールデンのバラエティーにも堂々と出られるようになれたらいいなと思います。お仕事をたくさんしていけたら」と意気込み。
さらに、改名を受けて衣装もマイナーチェンジしたことを明かし、ミニハットに書かれていた「PPDKM」が「DEKAMI」になったことと、裾に入れた「DEKAMI」という文字を披露。続けて「とあるギミックがある」と、胸の谷間が見えていた小窓に蓋ができるようになったことをうれしそうに発表し、「これでどんな仕事でもできると思います。CMなどお待ちしています」と呼び掛けた。