パフォーマンスもトークも先輩らしい安定の展開
プリマステラの退場後、再びオーバーチュアが流れると、ステージには斉藤をはじめとする先輩6人組が登場。斉藤に続くメンバーは6期生の井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香、ドラフト1期生の松本慈子、福士奈央という安定感ある顔ぶれ。
ライブは熊崎をセンターにした「コケティッシュ渋滞中」でスタート。黒をベースにしたプリマステラとはひと味違った大人なムードの衣装で、パワフルなパフォーマンスを展開する。
「意外にマンゴー」や「Stand by you」を歌い終えたメンバーが「こんばんは、SKE48チームEです!」とあいさつすると、客席はざわざわ。1人ずつ「チームEの○○です!」と自己紹介した最後に松本が「チームSの松本慈子です!」と告げると、他の5人が一斉にコケるというコンビネーション抜群の団体芸も披露した。
続いて「強がり時計」「片想いFinally」「チキンLINE」と、SKE48のライブではおなじみの楽曲を連発。「片想いFinally」のサビではパンツルックの斉藤&井田が前蹴りの振り付けを迫力たっぷりに見せつけた。
その一方で「チキンLINE」のラストでは、斉藤が勢い余ってジャンプの振り付けを間違えてしまったが、メンバーからは「それもかっこ良かった!」と声が上がった。
この6人がZepp Hanedaのステージに立つのは初めてとあって、6人は「きれいな会場!」と口々に言うと、話題は楽屋での裏話に。薄着の鎌田が暖房の温度を上げようとしたところ、厚着の熊崎が「おまえが着ろよ!(笑)」と珍しくキツめにツッコんだことが発覚。
また、斉藤の携帯の充電器を松本が勝手に使っていた、ソファが豪華だったなど、絶妙な掛け合いのトークで客席の笑いを誘った。
終盤も「チョコの奴隷」「夏よ、急げ!」「アイシテラブル!」とシングル曲を中心にたたみかけ、声出しやジャンプのできない客席もペンライトで盛り上げる。斉藤の「年明けからこのメンバーでライブができるとは、一昨日まで思ってなかった(笑)」という言葉がうそのように圧巻のライブが展開された。
先輩メンバー6人が「賛成カワイイ!」「無意識の色」を歌い終えると、プリマステラのメンバーをステージに呼び込んで、全員で最後のあいさつ。ここで3月2日(水)にSKE48の29枚目のニューシングルがリリースされることが告知され、さらに2月7日(月)〜13日(土)には発売記念オンラインサイン会および手形会が開催されることが発表された。
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