伝説のシンガーソングライター森田童子の“真実”を伝える初の単行本が発売決定
2018年4月に世を去ったシンガーソングライター・森田童子さんの“真実”を伝える初めての書籍「夜想忌 森田童子大全」が、4月1日(金)にPヴァインより発売される。
森田さんは1975年、太宰治の絶筆と同名の1stアルバム『GOOD BYEグッドバイ』でデビュー。「地下のカリスマ」「地下の女王」などとも呼ばれたが、活動期間わずか8年、1983年12月26日のライブを最後に人前から姿を消した。
歌うのをやめた10年後の1993年にはドラマ「高校教師」(TBS系)の主題歌になった「ぼくたちの失敗」が話題を集め、同楽曲は100万枚に迫る大ヒットを記録するが、森田さんが再び姿を現すことはなく、25年後の2018年4月に逝去した。
「夜想忌 森田童子大全」は、多くを語らなかったことで時に無責任な言説にもさらされてきた森田さんの“真実”を伝える初めての書籍で、関係者へのインタビューや同時代を歩んだ評論家の寄稿、影響を受けた音楽家などの証言を中心に、ライブの履歴や本人自筆コラム、インタビュー記事などの再録、直木賞作家・朱川湊人のオリジナルストーリーなど、本文360ページにおよぶ内容に。
さらに、付録CDとして1978年にFM東京で放送されたスタジオライブを収め、“森田童子”という伝説のシンガーに多角的に迫る構成をとっている。
なお、本書は森田童子さんのご遺族から許諾を得て制作した書籍となっている。
TBS