鈴木伸之と犬飼貴丈が出演するドラマ「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の第2話が1月20日に放送された。同作の注目ポイントはなんと言っても、公安捜査官の一狼(鈴木)とヤクザの獅郎(犬飼)という、一見相容れない2人がどう距離を縮め、バディとして成長していくか。第2話では、早くも打ち解けた様子の2人の魅力がさく裂した。(以下、ネタバレがあります)
原作は、WEB連載にて1000万PVを突破した、薫原好江による同名漫画「ケイ×ヤク―あぶない相棒―」(講談社「Palcy」連載中)。鈴木演じる堅物な公安捜査官・国下一狼と、犬飼演じる指定暴力団「峰上組」若頭・英獅郎がバディを結成し、闇に葬られた事件を追ううちに巨大な陰謀へ巻き込まれていく、という“あぶないサスペンス”。第2話ではいよいよ、2人が協力して、央莉音(栗山千明)の事件の真相を探り始めた。
わずか3年で組頭にまでのし上がったやり手の獅郎。背中一面に入れ墨を入れ、もめごとを暴力で解決することにも何の抵抗も見せない“狂犬ぶり”も見せる一方で、意外と普段は気さくで軽いキャラクター。相手の懐にするりと入ってくるしなやかさがあり、お堅く無口な一狼にも遠慮なくツッコミを入れ、空気をほぐしていく。
莉音の行方について真剣に話している最中に一狼のお腹が鳴ると、シビアな表情を見せていた獅郎は一転、「…てか、なんか食わねえ?」と急に友達モードに。「なんか食いたいもんあんのか」「嫌いなものは?」「好きなものは?」「人生最後に食べるなら?」と一狼を質問攻めにし、すべての質問に「ない」「なんでもいい」と答えた一狼に「一貫してんな」とツッコんだ。
さらに獅郎は、なじみのケーキ店店員・千夏(萩原みのり)が一狼の幼なじみで、どうやら一狼の意中の相手だと知り「あ、好きなんだ~、千夏ちゃんのこと。そっか~好きなのかぁ」とからかう一幕も。人懐こい獅郎のキャラクターのおかげで、2人の距離も一気に縮まったようだ。