2月3日(木)より、佐藤寛太(劇団EXILE)と大原優乃がダブル主演を務めるドラマ特区「あせとせっけん」(毎週木曜深夜0:59-1:29ほか、MBSほか※第1話は深夜1:09-1:39)がスタートする。
同作は、累計440万部を突破した山田金鉄の同名コミックを原作に、究極の“においフェチ”名取香太郎(なとり・こうたろう)と、重度の汗っかきで自分の汗やにおいにコンプレックスを感じている地味でピュアなOL・八重島麻子(やえしま・あさこ)が“におい”でつながり、嗅ぎ・嗅がれるうちに、不思議と互いに引かれていく純愛“あせきゅん”ラブコメディー。
化粧品&バス用品メーカー「リリアドロップ」で商品開発プランナーとして働く“においフェチ”な気鋭プランナー・香太郎を佐藤が、同じ会社の経理部で働く“汗っかき”なメガネ女子・麻子を大原が演じる。
今回、WEBザテレビジョンでは、本作が初共演となる二人にインタビューを実施し、お互いの印象や作品の見どころなどを聞いた。
――まずは、お二人が演じられる名取と麻子はどのようなキャラクターなのか教えていただけますか?
佐藤:名取は石鹸会社の商品開発プランナーで、すごくにおいフェチで、自分の好きなものを信じて、新商品の開発に対して猪突猛進していく快活な男性です。今回、麻子さんと出会い、麻子さんのにおいに引かれ、“におい惚れ”する役柄です。
大原:麻子は重度の汗っかきで、それがコンプレックスな女の子です。自分に自信がなくて内向的なキャラクターなんですが、コンプレックスであるにおいがきっかけで名取さんと出会って、そのコンプレックスを名取さんが愛してくれることで少しずつ麻子自身も変わっていくという役柄になります。
――お二人とも以前から原作漫画を読まれていたとのことですが、この作品のどんなところに魅力を感じていますか?
佐藤:純情すぎる二人の物語。この作品は、恋のライバルが登場したり、二人の仲を引き裂こうとするキャラクターが現れるといったことがなく、最後の最後までほんわかした気分になれる世界が描かれているところが魅力だと思います。幸せにあふれる内容なので、寝ても覚めても現場にいるような少しタイトな撮影スケジュールですが、演じていて幸せですし、楽しいです。
大原:本当にピュアだなと感じたのが第一印象で、そこが一番好きなところです。この作品はラブコメディーですが、コメディー要素がありながら、それぞれの心情が繊細かつリアルに描かれているところが魅力的だなと思います。しっとりした場面もあったり、ラブシーンがあったりと、最後まで飽きずに見ていただける作品になっていると思います。
初めてお会いしたときに「ファンです!」って言いました(笑)
――お二人は初共演とのことですが、実際にご一緒していかがでしたか?
佐藤:本読みで初めてお会いしたんですが、「イメージしていた通りの方だ…!」って思いました。タイトな撮影スケジュールで、現場ではせりふ合わせをしたり、役を演じている時間が多いので、大原さんご本人より麻子さんのイメージの方が強いかもしれません。
大原:佐藤さんは、クールな役を演じられていることが多いなと思っていたので、クールなイメージを持っていたんですが、実際にお話ししてみるとすごくお話ししやすい方だなと思いました。最初から心を開いて話してくださったのがうれしかったですね。私が人見知りなのが気付かれないくらい話しかけてくださって。
佐藤:4日目くらいに人見知りだってことが分かったんですよね(笑)。
大原:初めてです、人見知りだって気付かれないの(笑)。あと、佐藤さんは本読みの段階から完全に名取さんでした。
佐藤:おお!ありがとうございます!
――撮影の合間は、どんなことをお話されていましたか?
大原:キャンプの話とか…?
佐藤:僕、もともと「ゆるキャン△」を読んでいて。大原さんが出演していたドラマ「ゆるキャン△」(2020年ほかテレビ東京系)も見ていたので、初めてお会いしたときに「ファンです!」って言いました(笑)。
大原:アニメの好みとかが一緒で、毎日佐藤さんからおすすめのアニメ作品を教えてもらってます。
――漫画の映像化ということで、キャラクターを演じることにプレッシャーは感じますか?
佐藤:今回出演のお話をいただいたときに、原作が好きだからこそお断りしようかなって一瞬思いませんでした?
大原:…思いませんでした(笑)。
佐藤:本当?やりたいけど、何かさ…。
大原:分かります、責任がね…。
佐藤:原作好きだし、うまく演じられなかったら嫌だな~とか思いますよね。
――今日(インタビュー取材日の朝)ドラマ化の情報が解禁されましたが、反応は気になりますか?
大原:私も読者の皆さんと同じ思いなので…。
佐藤:「実写化してほしくない」って反応も、「分かる分かる…」って感じだもん(笑)。
大原:でも、頑張って演じるので「信じてください!」って思っています。撮影中、渋江監督が「いま麻子はこんな顔してるんだよ」って原作を見せてくださるので、撮影中も原作を読みながら麻子を表現しようと臨んでいます。