成田凌“藤木”がホテルにあった道具で緊急手術!前田敦子“烏丸”は謎のカセットテープを入手…第3話場面写真が到着<逃亡医F>
ホテルにあった道具で緊急手術!
藤木が指名手配犯であることを知った香川。そこに、空見子を説得できずに藤木が戻ってくる。藤木のことを信じきれない香川だが、追われる身でありながら他人の病気を心配して戻って来た藤木のことを警察に突き出すこともできずにいる。
そんな中、「娘の結婚式で料理人として腕を振るいたい」という香川の思いを汲んだ元妻・晴枝が、かつて夫婦で作った料理のレシピノートを持って店を訪れる。晴枝は、憎まれ口を叩きながらも、香川が娘のために料理をできるよう背中を押す。
そして、結婚式の日。ホテルの厨房で働く竹本(大河内浩)と晴枝の協力を得た香川は、藤木と共に結婚式場の厨房へ。味覚障害を抱える香川は、晴枝のレシピノートを元に料理に取りかかるが、容態が急激に悪化。さらに、ホテルのボーイが藤木の姿を見て、指名手配犯であることに気づいてしまう。
一方、香川の店で店番をする美香子のもとには、藤木が探していた都波教授が現れる。都波を藤木に会わせるため、式場のホテルへと連れて行く美香子。しかし、到着した時、式場はすでに警察に包囲されていた。
そんな中、厨房では容態が急変した香川が倒れてしまう。立ち上がれない香川に、緊急手術の必要があると説得する藤木だが、どうしても娘のために調理することを諦めきれない香川は、10分だけ時間をもらい、横になったまま、ハンバーグの代わりにデザートのリンゴの飾り彫りを始める。
また、美香子からの連絡で式場の周りが警察に包囲されていることを知った藤木は、「逃げてください」というメッセージを受け取るが、救急車を待っていては香川の救命が間に合わないと判断し、その場で手術をすることを決意。ホテルにあった道具を使い、頭蓋骨に穴を開けて脳脊髄液を排出する応急処置に挑む。
その頃、式場では香川のむいたリンゴが空見子の元に運ばれる。幼い頃、リンゴの飾り彫りを教えてくれた父親との思い出がよみがえった空見子が、父親への感謝の言葉にした時、一命を取り止めた香川は到着した救急車に乗せられて運ばれて行く。
香川を救い、逃亡を続けようとする藤木は、警察の動きに気づいて駆けつけた拓郎に捕まり、河川敷へと連れて行かれていた。妹を殺された恨みを晴らそうと、藤木の頭を川に突っ込む拓郎。
一方、とある研究室では、研究員が寝かされている患者を囲んでいた。「これ起こせたら報奨金出るって噂は本当なんですか?」そこに眠っているのは、死んだはずの妙子だった。