「兵が少な過ぎないか」と漏らす大泉洋“頼朝”に向けた小栗旬“義時”の鋭い視線<鎌倉殿の13人>

2022/01/31 17:00 配信

ドラマ レビュー

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第4回場面写真 (C)NHK

頼朝お得意の「頼りにしているのはお前だけ」


人の心をつかむのがうまい頼朝は、義時の話を聞いて納得。土肥にも、その後来た岡崎義実(たかお鷹)にも「よぉ来てくれた!」「一番頼りにしているのはお前なのだ」「力を貸してくれ!」と畳みかけ、コロッと態度を変えた。

頼朝のこの対人テクニックは、義時本人もうまく使われたことがあった。第2話でのこと。2人で朝風呂に入った際、頼朝から「お前はわしの頼りになる弟じゃ」と言われ、一気に心を許すようになったことがある。他人に本音を語らないタイプの頼朝が、この先、戦乱の最中にどんな態度を見せてくるのか、義時からしても気が気ではないだろう。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第4回場面写真 (C)NHK

第4話の義時も、あちこち駆けずり回り、苦労の絶えない役回り。八重(新垣結衣)に戦のことを口走ってしまったことを宗時からこっぴどく叱られたりもして同情するところも多いが、視聴者は「義時くん、キメるところはしっかり言える子。ただのパシリじゃない」「田舎者呼ばわりされてブチ切れてる義時、かっこよかった」「義時怒らせたら怖いな」など、SNSでは義時を応援する声も多い。そしていよいよ、次週から源平の戦いが始まる。

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