乃木坂46の岩本蓮加と宝田明がW主演を務める映画「世の中にたえて桜のなかりせば」の公開日が、4月1日(金)に決定。さらに、予告編と場面写真、ポスタービジュアルも解禁された。
タイトルである「世の中にたえて桜のなかりせば」とは、桜にまつわる詩からの引用。桜の季節、そして「終活」をテーマに、岩本(17歳)と宝田(87歳)、70歳の年の差コンビによるヒューマンドラマとなっている。
岩本が演じる咲は、“終活アドバイザー”のバイトをしている不登校の女子高生。宝田が演じる同僚の敬三と共に、さまざまな境遇の「終活」を手助けするうちに、自分の生き方と向き合い始める。
“現役高校生の等身大の演技”を見せる予告編
予告編では、吉岡咲(岩本)が、柴田敬三(宝田)とともに終活アドバイザーとして働くところから始まる。「いらっしゃいませ」と明るく振る舞い接客をする咲だが、学校を不登校になってしまい、思い悩む姿も描かれる。敬三はそんな咲を励ますために、妻と見た故郷のさくらが見たいと語り始める。その話を聞いた咲は、さくらの木を探しに出かける。
不登校の女子高生が「終活」という仕事を通して様々な人の悩みに触れながら自身の成長に繋げていくという難しい役どころを、今年3月に高校卒業を控える岩本が等身大の姿で演じ、女優としての新しい一面を見せる。
春の温かさを感じられるポスタービジュアル
同時に解禁されたポスタービジュアルでは、制服姿の岩本が、「ことしも生きて さくらを見ています」の言葉通り、穏やかな表情で桜を見上げている。背景には満開の桜が一面に写り、春の温かさも感じられるビジュアルになっている。