西野七瀬コメント
響子という役は、安定志向だけれども、現状には満足していない。でもそんな気持ちをなかなか純たちにも明かせないという、難しい役柄でした。響子と要は引かれてはいけないと思いながらも、引かれあってしまう二人。撮影が始まってあまり日にちが経っていない中で、藤木さんと距離感の近い撮影があってドキドキしました。いきなりすごいシーンからだと思って。ただ、最初の方でそのシーンを撮影できたので、藤木さんとの距離も少し近づいたような気がします。
藤木さんが演じる要はミステリアスで自分のことをあまり話さず、黙々と厨房に立って料理をして、少し怖いイメージですが、すごく優しいんです。響子と要さん二人の、あるシーンでは「この優しさ、ずるいな〜!」って私自身も思っちゃいました。そんな何気ない優しさに、少しずつ響子は要さんに引かれていくんだなと感じました。純と柊磨、要さんと響子などさまざまな恋の感じが楽しめると思いますので、それぞれを応援していただけたらうれしいです。
藤木直人コメント
今回、シェフという役柄だったので、料理指導もしていただきました。毎日、多くの料理を作りお客さんに提供していく量が家庭とは違う。そんなシェフに見えるようにどうすればいいか考えました。なるべく家でもキッチンに立つようにしてタマネギのみじん切りができる料理を選んだ結果、相当な数のオムライスを作りましたね(笑)。
演じる要は、寡黙だけれども真摯(しんし)に料理と向き合っていて…静かだけど料理に対する情熱は誰よりも持っている。響子に料理を教えるシーンがあったりするんですが、料理を学びたいという情熱をもった響子の一生懸命さに要も引かれて、真摯に向き合っていくんだと思います。要と響子の恋模様は視聴者が見ていてじれったくなるかもしれませんが、一番大人の恋愛でもあります。他の二組とは違う切り口で見せられたらと思い演じていますので、ぜひ見ていただければと思います。あと、料理にも注目してください!