3月1日(火)から31日(木)の全23回にわたり情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)で放送される朝ドラマ「サヨウナラのその前に」。その“火曜日の主役”を務める俳優の奥平大兼がクランクイン。数時間に及ぶ初日の撮影を終え、さわやかな笑顔で「高校生らしい演技がお見せできるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
「これからの撮影が楽しみになりました」
「サヨウナラのその前に」は、隕石衝突による地球最後の31日間を、月曜から金曜まで曜日ごとに視点を入れ替え、5人の主役がリレー形式で紡ぐ物語。
物語の発端は約1年前、地球に向かっている巨大な隕石が観測されたことだった。人々がさまざまな情報に一喜一憂し、混乱し、隕石は落ちてこないという説まで出てきた2022年3月。“衝動”を探す男子高生、“想い”を封印した女子高生、ある“約束”を守ろうとする教師、“子”をおなかに宿した喫茶店主、地球滅亡を“切望”する引きこもり男子の5人が、地球滅亡に向かう31日間にどんな日常を生き、何を思い、最後の日の“サヨウナラ”のその前に、何を“最後にしたいこと”に選ぶのか。それを1日8分×全23回で描いていく。
奥平が演じるのは、“火曜日の主役”で高校3年生の椿木宙(つばき・そら)。おおらかで天然な面も多いが、ときおり放つ誰しもが想像しなかった角度からのコメントに周囲の人間が揺らされる。そんなタイプの少年だ。
高校入学以来、特別に“したい”と衝動に駆られることもなく、このままただ当たり前のように卒業を迎え、普通の人生を普通に歩むと思っていた矢先に起きた、隕石騒動。その心の葛藤や変化を奥平が演じていく。
クランクインとなったのは、宙が通う高校の屋上で、同級生たちと携帯を弄りながらしゃべっている高校生らしいシーン。奥平は「クランクインできてうれしいですし、これからの撮影が楽しみになりました。宙として、自然と役に入れたかなと思います。まだご一緒できていない共演者の方々とも早くお会いしたいです。高校生らしい演技がお見せできるように頑張りたいと思います」と意気込みも語った。