ギャルファッション誌「小悪魔ageha」(インフォレスト)のカリスマモデルで、“サクリナ”の愛称で知られる桜井莉菜が18日、初主演した映画「GIRL'S LIFE」の完成披露試写会に監督の大塚祐吉氏と共に登場した。
本作は、家族に見放されたハルカ(桜井)が上京し、金髪を盛りに盛った超個性的なファッションでキャバクラ嬢からギャルファッション誌の読者モデル、そしてデザイナーへと成長していく姿を描く青春ストーリー。ギャルに絶大な人気を誇る桜井が主演し、さらに「小悪魔ageha」で活躍するモデルも多数登場した“ギャルカルチャー・ムービー”だ。
桜井は映画主演の第一報を聞いて、「なんで主演やねん! と思いましたが、中学生の時には演劇部に入っていたくらい演技は好きなんで、やってみたいなと思いました」と生きのいい関西弁でコメント。
カリスマモデルらしく、作品で着る衣装は私服を交えて提案したといい、「段ボール3、4つ分くらい持ち込みましたね。真っ黒の服と、着やせしそうな服が好き(笑)。あとはネイルにもこだわってますね。今日のネイルは4、5時間かかったので、寝てしまって。起きたらこうなってました」とゴージャスなつめ先を披露した。
そんな桜井の演技について、大塚監督は「初主演とは思えないくらい良かった。プロの役者さんの中に見事に溶け込んでました」と評価。“ギャル”から女優への脱皮もあるかと思われたが、桜井は「お芝居は好きだけど、役のために髪形を変えたり着たくない服を着たりするのが嫌なんですよね。そうするとおのずとキャバクラ嬢役ばっかりになる(笑)。まあキャバ嬢は好きなんでいいですけど」と女優業よりも“盛り髪”を大事にしたい様子。
'08年にはシングル「Angel」で歌手デビューも果たしている桜井。今後の活動について聞かれると、「女優だけでなく、歌もファッションもいろいろ大きく活動していきたい」と答え、夢も“盛って”いく方針のようだ。
12月5日(土)より東京・UPLINKで公開
DVD「GIRL'S LIFE」
12月25日(金)発売予定 価格未定
GPミュージアム
GPミュージアムソフト作品HP
http://www.gp-museum.com/release/0912/01.html