川栄李奈、共演の本郷奏多は「小学校から一緒だった幼なじみと再会したとしたらこんな感じかなと」<カムカムエヴリバディ>
共演者の印象は…
――共演者のみなさんの印象はいかがですか?
深津絵里さんとオダギリジョーさんは本当に穏やかです。お二人の空気感が優しくてあたたかいので、この二人のもとでのびのび育ったひなたという役を自然に演じることができて、とてもありがたく思っています。深津さんは、ポスター撮影の時に初めてお会いしました。小さい時からテレビで見ていた方なので、本当に感激して、ずっと見つめてしまいました。
るい編も見ましたが、お芝居も本当にすてきでした。18歳から今のお母さんになるまで、いろいろなお芝居のアプローチをされていて、見習うところばかりだなと思いました。オダギリさんも同じようにやっぱり小さい時からテレビで見ている方なのでお会いできて感動、感動でした。でも本当にフランクで、気さくに話しかけてくださったり、そばにいてくださいます。
五十嵐の感じは本当に本郷さんで、「もう五十嵐じゃん!」というぐらい、すごくぴったりです。本郷さんとは以前共演させてもらったことがあるのですが、お互いに人見知り過ぎて、その時も、一言も話せずに終わってしまったんです。今回も、あまり話せていませんが、ひなたと五十嵐の関係性を考えると、それがあっている気がします。そして、二人して黙っていても全く気まずくなくて、むしろそれが自然だと思えるほど独特の空気感です。小学校から一緒だった幼なじみと再会したとしたらこんな感じかなと思います。
――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
この作品に入る前に、監督から「ひなたは本当に普通の子です」と聞いていました。確かにちょっと変わってはいるけれど、本当に普通の子で、物語も普通の日常が描かれています。ひなたは、きっと視聴者の方が、朝から見ていて応援したくなるようなものを持っている子だと思います。元気を与えるヒロインというより、応援したくなるヒロインだと思うので、朝の15分、ひなたを応援してもらえたらうれしいです。