小嶋陽菜「今までの私も、これから先の私も、全てAKB48が与えてくれました」
AKB48・小嶋陽菜の最後のステージとなる「小嶋陽菜卒業公演」が、4月19日に東京・AKB48劇場で行われた。
同公演は、小嶋の最終シングル「シュートサイン」からスタート。4曲目には高橋みなみが登場し、小嶋・高橋・峯岸みなみによるユニット、ノースリーブスで「純愛のクレッシェンド」を披露。
また、ユニットコーナーでは小嶋の思い入れのある楽曲を7曲連続でパフォーマンス。小嶋は、向井地美音、小栗有以などの若手メンバーと「スカート、ひらり」、横山由依と「蜃気楼」、小嶋真子、小嶋菜月と「ハート形ウイルス」、柏木由紀、入山杏奈と「抱きしめられたら」をそれぞれ熱唱し、さまざまな顔をファンに見せた。
そんな中、総合プロデューサー・秋元康氏からの手紙が読まれると、ひと言目から涙があふれる一幕も。小嶋は「何年か前に卒業していたら、こんな手紙をいただけてなかったと思うので、ここまで長かったなと思うけど、こんなに長くやってきてよかったなと思える、今一番の出来事かもしれないです」と明かし、「もし、(秋元から『もう少しAKB48にいたら?』と)言われてたら卒業してなかったかもしれないし、きょうこういう場がなかったかもしれないけど、言わずに自由にさせてくださったというのが秋元さんの優しさだと思って、背中を押していただいたんだなと思って、一人の小嶋陽菜として、これから29歳の年は頑張っていこうと思います」とコメントした。
高橋を加えたメンバー全員で歌った最後の曲「夕陽を見ているか?」のイントロで小嶋は、「12年前、すごく軽い気持ちで入ったAKB48に、本気になる瞬間が何度もありました。みんなに出会えたことも、今までの私も、これから先の私も、全てAKB48が与えてくれました。本当にありがとうAKB48」とあいさつ。
「夕陽を見ているか?」を歌い終え、全20曲を披露した卒業公演を締めくくった。