≠MEが新曲の“激重”バレンタインソングを語る「チョコに何か入っていそうなイメージを持ってしまいました(笑)」
「今回はシックでダークな、でもどこかスイートな恋心が印象的」(蟹沢)
――今作は王道とは違った“激重”なバレンタインソングとなっていますが、皆さんは歌詞やメロディーからどんな印象を受けましたか。
菅波:タイトルを聞いた時は「チョコレート」が入っているので甘い曲調なのかなと思ったんですけど、結構ダークな感じで、チョコの中に何か入っていそうなイメージを勝手に持ってしまいました(笑)。それくらい怖いなっていうのが第一印象でしたね。
冨田:今までのノイミーと違って、ハラハラドキドキ、危ない橋を渡っていくような感じでしたけど、私はこういうダークな感じがする曲がすごく好きなのでワクワクしました。
谷崎:私は曲を頂いた時、メロディーより先に歌詞を読むんですけど、今作の歌詞には自分が体感したことのない女の子の感情が描かれていて、こういう愛の表現もあるんだなって思って、新しい表現が楽しみになりました。
――「この女の子の気持ち、よく分かるんです!」って言われたらどうしようかと思っていたので、体感したことがないという答えでよかったです(笑)。
4人:(笑)。
菅波:「ある」って言われたらみんな焦っちゃう。
谷崎:まだないです(笑)。
冨田:いつかあるの!?(笑)
谷崎:いつかあるかも…?
蟹沢:ええー?(笑)
谷崎:冗談です(笑)。
――蟹沢さんは楽曲の印象、いかがでしょうか。
蟹沢:世界観が1本の映画みたいで、だからこそ全員で入り込んで表現することが伝わるのかなって思いました。今回はシックでダークな、でもどこかスイートな恋心が印象的だったので、それをみんなで表現したいなって。
「小声で「やばっ」って言ったのが聞こえて…」(冨田)
――MV撮影で印象に残っていることはありますか。
菅波:ホイップクリームを混ぜてるシーンがあって、そこでさややん(谷崎)と私が少し見つめ合うようなところがあるんです。その時のさややんの表情が今までと違う見たことのない表情で、目が合うたびにドキッとしたんですよ! その表情を見てほしいなって思いますね。ダークな雰囲気で、いつものさややんじゃなくて、もう“早耶様”になってました。
谷崎:距離が近かったので、みれたん(菅波)と見つめ合うところは私もドキドキしましたね。
冨田:ケーキにみんなでいろんな飾り付けをするシーンがあるんですけど、みんな曲の世界観に入り込んですごいキメキメでクールに飾り付けをしていたら、隣にいた菅波美玲ちゃんの付けた飾りがポロッて落ちちゃったんです。小声で「やばっ」って言ったのが聞こえて、真剣にやっていた分それがすごくおかしくなっちゃって(笑)。
菅波:言っちゃいました(笑)。
冨田:笑いそうになるのを必死にこらえているところでカットがかかって、みんなで「美玲―!」ってツッコんだのをすごく覚えてます(笑)。
谷崎:私は2番のサビ前に「君とだったら…私怖くないよ」っていうセリフがあって、そこがリップシーンになっているんです。リップシーンは一発撮りなんですけど、撮った後に「これで大丈夫かな?」「曲の雰囲気に合っている表情をちゃんと作り込めたのかな?」って不安になっちゃって。本当は一発撮りなんですけど、実はお願いして2回目を撮らせてもらいました。
菅波:そうだったの!?
谷崎:そうなの。若干緊張もあって、曲と動きがズレちゃっていた気もして。心配性なので「もう1回いいですか?」って言って撮り直していただきました。
蟹沢:私は黒い衣装の時に帽子をかぶっているんですけど、それが結構大きいんです。これまでかぶったことのないサイズ感で、つばの部分だけで私の手のひらよりも少し大きいくらい。みんなで並んでいる時に他のメンバーにつばがぶつかっちゃったりもして(笑)。距離感をつかむのが大変だったんですけど、スタイリストさんがこの帽子は特徴的だから誰にしようかなって考えた時に「かにちゃんならいけるだろう」って選んでくれたと聞いたので、着こなせていたらうれしいなって思います。
――今作のダンスはいかがでしたか。
冨田:ラスサビで1列になって前に進んでいく振り付けがあるんですけど、そこは見てもらったらめちゃめちゃ鳥肌が立つと思うので、ぜひライブを楽しみにしていてほしいなって思います。感情がラスサビで爆発して乱れながら踊っている中、急にそこでスッとみんなが無になってゆっくり歩いてくるところは見どころの1つだと思います。
蟹沢:今回は“丁寧に、優雅に”というイメージでCRE8BOYさんが振り付けを作ってくださって、しなやかで優雅な振り付けだからこそ力強く踊るほどに迫力が増すところがあるので、そこを見ていただきたいなって思います。