阿部寛が主演を務める日曜劇場「DCU」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第4話が2月13日に放送された。DCUメンバーの1人で潜水士の瀬能(横浜流星)がクライマックスで見せた激しい怒りの演技に注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)
隆子殺害の犯人捜しに奔走
同作は、海上保安庁に新設された「DCU(Deep Crime Unit)」隊長の新名(阿部)をはじめ個性豊かなメンバーたちがさまざまな水中事件や救助、外部からの侵入対策など難事件に立ち向かう“ウォーターミステリー”。TBSと、ハリウッドでも活躍するケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社が共同制作するオリジナル作品だ。
第3話は、DCUメンバーで潜水士の隆子(中村アン)が何者かに殺害されるという衝撃展開。第4話では、動揺が続くDCUメンバーのその後が描かれた。
通常業務に戻るように、という上層部の指示に納得できない瀬能は、隆子の司法解剖を行なった医師・真鍋宗雄(角田晃広)と事故が起きた際の機材会社の月島秀樹(六角精児)の元を訪れる。しかし、自宅待機中の新名(阿部寛)が訪れた後だった。独自に捜査をしていた新名は、瀬能に手を組むことを提案。2人はともに捜査に乗り出す――という展開だった。
渾身の「隆子さんを返せ!」
真犯人は、まさかの医師・真鍋だったという驚きの結末。ギャンブル狂いの真鍋は、金に釣られて罪を重ねていたのだった。真実が明らかになると、張りつめていた瀬能の感情が爆発! 涙で顔を濡らしながら「隆子さんはな!俺らの大切な仲間なんだ!隆子さんを返せ!」と雄たけびをあげ真鍋を殴り、激しい怒りをあらわにした。