俳優の三浦翔平が2月26日、都内にて開催されたミュージカル「カーテンズ」ゲネプロ取材会に、城田優、菅井友香(櫻坂46)と共に出席。初めて挑むミュージカルの開幕に「ワクワクとドキドキが止まらない」と心境を語った。
城田が演出・主演を務める同ミュージカル。菅井・三浦は共にミュージカル初挑戦となる。
「下手くそなりに最大限頑張ります」
三浦は「コロナウイルスが流行っている中、幕が開けられることを大変うれしく思います」としみじみ。
「正直、もっと稽古したかったなというのは心残りではあります」と本音をこぼしつつ、「まずは初日、無事に終えられるように精一杯がんばりますので、ぜひ見届けてください」と呼びかけた。
初のミュージカルとなる三浦は今回、ダンスもほぼ経験がないながら、看板俳優で振付師のボビーを演じる。「ワクワクとドキドキが止まらないですね」と語り、「『こんなに大変なんだな』と知りました。ミュージカルならではの音のきっかけだったり、せりふのきっかけで音が入ったり。音に合わせての振り付けだったり」と刺激を受けたことを告白。
「一緒にやっている先輩たちのことを見ると、めちゃくちゃ上手いしバケモンだなと思いますし、その分、自分の力量が全然やばいなと肌で実感してます。幕が開けたからには下手くそなりに最大限頑張ります、ということしか言えない」と気を引き締めた。
「とても説得力のある役を演じてくれています」と城田も称賛
三浦とは公私ともに交流のある城田は「立場を考えた時に、正直『もしかしたら途中バトるな』って思った」と、友人関係でありながら三浦を演出しなければならない状況に、トラブルも予想していたという。
しかし「そこの不安はあったんですけど、いざ始まってみたら、翔平は『今回は全部あなたのいうことを聞いて、自分なりに解釈してやっていきたい』という風に言ってくれて。なによりもそれが本当にうれしかった。信頼してくれているということが」と三浦の言葉に感激。
さらに「ダンスの経験がほぼない翔平に振付師という役を任せてしまったことに対してはちょっと心苦しいところがある」としたうえで、「ある日気付いたら出来なかった技が出来るようになっていたり、とても説得力のあるボビーという役を演じてくれています」と三浦を称賛した。
取材・文=山田健史