松本潤が主演を務める「となりのチカラ」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第5話が3月3日(木)に放送される。
本作は、思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前(=中腰な男)、中越チカラ(松本)が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションが一つのコミュニティーとなって強いつながりを持っていく姿を描く社会派ホームドラマとなっている。
第5話のメインとなるキャラクター・上条知樹を演じる清水尋也にインタビューを実施。主演の松本の印象や演じる上条などについて語ってもらった。
清水尋也が「となりのチカラ」について語る!
――出演が決まった際のお気持ちを教えてください。
純粋にありがたい気持ちと、初めて遊川和彦監督の作品に出させていただくので、「遊川さんの世界観に自分が入ったらどうなるんだろう?」という楽しみもありつつ、いい作品にするために何か協力できればなと意気込んでいました。
――台本を読んだ率直な感想を教えてください。
毎話毎話、マンションの住人の抱えるトラブルや事情がクローズアップされているので、飽きがないです。いろいろなドタバタや、性質や人柄の違ういろいろな人間で描かれているのが、さまざまな境遇の人に刺さると思いました。すごくほっこりした部分もありますし、純粋にドラマとして毎回新鮮な楽しみがあるという部分でもすごくすてきなお話だなと思います。
――「となりのチカラ」というタイトルを初めて聞いた時の感想を教えてください。
なじみやすいし、覚えやすいし、全部を説明しているわけでもなく、でもキャッチ―で、なんとなく内容も伝わっていて、ワクワクしました。
――遊川和彦監督はどういう印象でしょうか?
本を読むと、いい抜け感を感じます。映画と違って、テレビは人の生活に組み込まれているものだと思うんです。(遊川さんの作品は)もちろんシリアスな内容も面白いのですが、どこかすっと人の生活になじめるというか、どんな状態でも頭に入ってくるような受け入れられやすいお話でもあると思っています。トラブルも起きるけどほっこりするし、絶妙なですよね。他の作品を見させていただいてもそういう印象があります。
――思い出に残っているご近所エピソードはありますか?
小さい時に団地に住んでいたことがあって、団地の真ん中に公園があって、学校終わりや休日にサッカーをしに行っていました。他の棟に住んでいる子たちもいて、そこで仲良くなって、名前も知らないけど一緒にサッカーをして遊んで、2、3日遊んだ後に「そういえば名前はなに?」「どこの棟なの?」と話したり、そんなことはありましたね。