3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。3月2日放送の第85回では、ひなた(川栄李奈)と大部屋俳優・五十嵐(本郷奏多)の胸キュンエピソードが描かれ、大反響を巻き起こした。(以下、ネタバレがあります)
ひなた、すみれのお世話係で多忙に
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインのバトンを繋いでいく異例スタイルの朝ドラ。第18週「1984-1992」では、安子(上白石)の孫でるい(深津)の娘・ひなた(川栄)のエピソードが描かれている。
ひなたと五十嵐はともに映画村で働く職場仲間で、会えば軽口をたたき合う間柄。だが第85回では、ひなたが女優・美咲すみれ(安達祐実)のお茶の稽古に付きっ切りで付き添うことになり、朝から晩まで大忙し。稽古場には、姿を見せないひなたを探す五十嵐の姿があった。
何日も会えないでいるうちに、2人の心には今まで感じたことのなかった気持ちが芽生え始めていた。五十嵐は稽古に集中できず、ひなたはお茶の師匠・一子(市川実日子)が「お茶はなぁ、相手のことを思う気持ちや」と語る言葉を聞き、泣きだした。
五十嵐、自宅前で待ち伏せて…
その夜遅く、ひなたがとぼとぼと帰宅すると、自宅の前で五十嵐が待っていた。
「何なんだよ、お前。いつもうろちょろ邪魔ばっかりするくせに、映画が決まった途端、姿くらませやがって」口を尖らせて言い募る五十嵐。ひなたが涙をこぼしながら「映画のステージにすみれさんの出番が決まって、茶道のお稽古に付き合うように言われて…」と説明していると、突然五十嵐に抱きしめられた。