100年にわたる女性たち3世代の人生を描く連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。3月3日放送の第86回では、グッと距離の縮まったひなた(川栄李奈)と大部屋俳優・五十嵐文四郎(本郷奏多)の姿が描かれた。2人のやり取りもさることながら、ひなたから五十嵐への“文ちゃん”呼びも注目を集めた。(以下、ネタバレがあります)
「そなたを幸せにしたい」
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインのバトンを繋いでいく異例スタイルの朝ドラ。第18週「1984-1992」では、安子(上白石)の孫でるい(深津)の娘・ひなた(川栄)のエピソードが描かれている。
多忙ですれ違いが続く中で、互いが特別な存在だとはっきり自覚したひなたと文四郎。第85回では五十嵐が「寂しいだろ、ばか」の名ゼリフで大反響を巻き起こしたが、続く第86回では、めでたくカップルになった2人の日常が描かれた。すれ違ったあの日から、1年が経過していた。
“文ちゃん”“ひなた”と呼び合うようになった2人。五十嵐が出演した映画「妖術七変化」を一緒に映画館に見に行き、ポップコーンを分け合って食べながら五十嵐の出演シーンを鑑賞。その後はひなたの家での家族団らん。錠一郎(オダギリジョー)とるいも、2人の交際を温かく見守っている様子だ。
“五十嵐”から“文ちゃん”へ…呼び名も変化
安子、るいも経験した「カムカム」恋の恒例行事、夏祭りデートも描かれた。五十嵐はお金がないながらもひなたに風鈴を買ってやり、「拙者、家禄もわずか。主君の覚えもめでたからず。されど…そなたを幸せにしたい。ついてきてくれるか?」と、2人にとって思い出のセリフで“プロポーズ”。