「卒業後にSKE48を見た時に活躍してたらいいなという思いで、最後まで広めたい」
――MVはどんなストーリーになってるんですか。
撮影前に私から監督に1つだけ、「ファンの皆さんが応援していてよかったって思えるMVがいいです」ってお願いしました。
この先の私のためになるとかそういうことじゃなくて、SKE48に来たからこそ卒業ソングをいただけたわけだから、SKE48として応援してくれていたファンの方たちへの恩返しという意味で、みんなが見て、応援しててよかったって涙を流してくれるようなMVにしてほしいですってお伝えしました。
私も出演するメンバーもそれぞれアンケートを書いて、そのいろんなエピソードから1つの物語ができたって感じですね。最後にめちゃめちゃエモエモエモシーンがあるので、楽しみに観てほしいです!
――この卒業ソングのMVは、大場さん自身がSKE48ファンだけでなくその“外”も意識されていると伺ったのですが、その点について教えてもらえますか。
ヨーロッパ企画さんって、演劇界では本当に知らない人はいないくらいで、いろんな有名人の方にもファンがいるくらい、本当にすごい人たちじゃないですか。だから、“私がヨーロッパ企画さんに撮ってもらってすごいね”じゃなくて、ヨーロッパ企画さんが撮ったアイドルのMVってどんなMVなんだろうって、これが(SKE48に触れる)1つのきっかけになればいいなと思って。
私が「卒業します」って言った後、昔のファンの方たちが「(シングルを)懐かしいから買ってみよう」って言ってる声もちらほら見たりしているんですけど、最後に私ができることって、そういうところなんじゃないかなと思うんです。今までやってきたことの“貯金”じゃないですけど、“貯金から出す”みたいな。
夏にはSKE48ではなくなってしまう私をこうして最後に選抜メンバーに入れてもらっているので、選抜メンバーとしてできることとして、とにかく拡散をできるだけして、卒業後にSKE48を見た時に活躍してたらいいなという思いで、最後まで広めたいなって思っています。