間宮祥太朗“芦田”「会いたかった…!」清原果耶“花枝”との不器用で真っすぐな恋がついに完結<ファイトソング>
慎吾の“優しすぎる”告白に涙…「本当に大好きだ」
今までもこれからも花枝のそばにいると誓った慎吾は、直美(稲森)らに背中を押され花枝をデートに誘う。積み重ねてきた日々を振り返り“ゼロじゃねえよな、可能性”と自分に言い聞かせる慎吾。オレンジ髪にこだわっていた理由も第9話にして明かされた。
そして、デート当日。「今日は、男として見てくれ」と伝えると、2人は思い出の神社でゆったりとした時間を過ごす。どこか緊張気味な慎吾を見ていると、花枝に対して“今日こそ慎吾の思いと向き合ってくれ”と願ってしまう。
「ちゃんと伝えたいんだ」と言ってスケッチブックを取り出した慎吾は、花枝への気持ちを文字と口の動きで伝えていく。胸が苦しくなるほど真剣な声は、今の花枝の耳に届かない。しかし、真っすぐに目を見つめながら「ずっと花枝に恋してる」「本当に大好きだ」と素直な思いをぶつけていく。そして、最後にはうつむきながら「ごめん」とつぶやいた。
少し沈黙した後、「うそ…?」と驚く花枝。そして、「慎吾、ずっとつらかったってこと? 私ずっと慎吾につらい思いさせてたってことじゃない?」「世界で一番好きな人なのに、ごめんなさいって言うしかないよ」と自分を責めながら涙ぐむ花枝に、“恋人になってください”と書かれたフリップを見せることなく「これからも変わらずよろしくな」と優しくほほ笑んだ。
2年越しで“秘密”を知った芦田に「切な過ぎる」の声
一方で、別れから2年が経過した芦田は、意外な形で花枝の“秘密”を知ることになる。ネットで“木皿花枝”と検索すると、トップに葉子(石田ひかり)の友人としてインタビュー動画に映る花枝の姿が。動画をクリックすると、花枝の口から「耳が聞こえなくなったのは2年前で」という衝撃の言葉が飛び出す。
芦田は、ぼう然と動画の中で動く花枝を見つめながら、“恋の取り組み”をしていた日々を振り返っていた。“耳”とワードをよく口にしたり、歌を聞くたびうれしそうに笑っていた花枝。なんで気付くことができなかったんだろう、と過去の自分をどこか責めているようにも見える。
2年という月日を経て点と点がようやくつながった芦田。だだっ広い部屋で一人涙する芦田の姿に「やっと“取り組み”の理由を知れたんだね…」「芦田さん切な過ぎるよ」「胸が苦しい…」といった声が飛び交った。