植田雅、芝居を始めたきっかけは「新しい挑戦のつもりでやってみたら、ハマってしまいました」
挑戦のつもりでやってみたら…ハマってしまいました
――それでダンスの後、芝居をやろうと思ったきっかけは?
高1から3年まで通っていたダンススクールには、お芝居や歌のレッスンもあったんです。私はダンスしか習っていなかったんですけど、たまたまお芝居をするきっかけをもらいました。最初は気が進まなかったんですけど、新しい挑戦のつもりでやってみたら、ハマってしまいました。
――どんなところにハマりました?
ステージで踊った後の達成感と、お芝居をした後の達成感ってまた違うんです。ダンスは「終わった~!」という解放感があるんですけど、お芝居は感情の余韻がいいんです。最初はすぐに役から自分へ切り替えられなかったのもあるんですけど、その“役でいる感覚”が心地よくて、余韻を楽しんでいました。
――その感覚から、どうやって切り替えるんですか?
親や親友と話すとすぐに自分が出てきて、いつの間にか戻っています。ただ、私はどちらかといえば役が抜けにくいタイプですね。
――俳優さんの中には趣味で切り替える人もいますよね。ちなみに、植田さんの趣味は?
掃除が好きです。掃除をしている時は無我夢中で、終わった後が気持ちいいですよね。あまりにも汚いとやる気がなくなるので、こまめに掃除するようにはしているんですけど、最近は逆に溜めて溜めて、一気にきれいにした方が“やった感”が得られて気持ちいいかもって思うようになりました。
――そして植田さんは大分ご出身ですよね。せっかくなので大分の魅力を教えてください。
大分・中津出身なんですけど、唐揚げが有名なんです。「中津唐揚げ」は全国的にも知られていると思いますが、唐揚げが好きな方は中津市に来ていただけたらいろんなお店があるので楽しめるんじゃないかなと思います。
――中津唐揚げだけでランキングができるとか…。
そうなんですよ。毎年街で唐揚げ屋さんが集まって「唐揚げコンテスト」がありますから。最近は東京にも多く中津唐揚げのお店ができていますよね。
――東京で食べる中津唐揚げは本場と違いますか?
そういえば、東京で唐揚げを食べたことないかも…。もう唐揚げはいいんです(笑)。誕生日やクリスマスなど祝い事にも唐揚げが必ず出るので、東京に来てまで唐揚げはいいかなって。帰省したら絶対唐揚げが出てくるので(笑)。
――では、何が好きですか?
米粉パン!東京には専門店もあるので、お休みの日によく行って食べています。
――米粉パンってどういう味なんですか?
モチモチとした食感で、食パンだと米粉の香りがすごくするんですよ。それが好きで、何もつけずにそのまま食べるのが好きです。トーストもせず、モチモチの食感。米粉パンを食べているときは、幸せです。
――最後に今後の目標をお願いいたします。
私だからこそできるような役など、いろいろな作品に関わっていきたいと思います。
◆聞き手=月山武桜
TCエンタテインメント