岡崎紗絵「白夜さんに感情を教えるシーンが好き」舞台裏エピソードを語る<ドクターホワイト>
浜辺美波が主演を務めるドラマ「ドクターホワイト」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第9話が3月14日に放送される。同作は、医師でもないのに豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜(浜辺)が、患者の症状から正しい病名を判別する“総合診断協議チーム”(通称:CDT)のクセ強めなメンバーたちと共に、患者に向き合っていく“診断医療ミステリー”。第9話の放送を前に、重い病気を抱えながら白夜を温かく支え、感情を教えてきた晴汝を演じる岡崎紗絵からコメントが到着した。
第8話、“生と死”に直面…白夜が初めて涙を流す
第8話では、“生と死”、命の尊さに真正面から向き合う物語が描かれた。末期がんで余命わずかな高森総合病院の院長・高森巌(石坂浩二)、子宮外妊娠と卵巣がんの併発で、出産を諦めざるを得ない状況に追い込まれた妊婦。白夜は巌のがんの治療法を見つけ出し、その困難な手術を唯一成功させられる医師・真壁(小手伸也)に、執刀を依頼するが、断られてしまう。
また、母親と胎児どちらの命も諦められない困難な手術を行えるのも院内では真壁だけだった。リスクのある手術に難色を示していた真壁だったが、白夜や巌の思いに突き動かされ、手術を敢行し、母子の命を救ってみせた。さらに、CDTと敵対してきた真壁の過去も明かされ、最後は対立していた巌を助けにいこうとするなど、彼の医師としての真摯な姿が感動を呼んだ。
最後、巌は、「自分の命は何のためにあるのか。命のことがわからない」と嘆いていた白夜に、「君は生きるんだ。生きて命をつなぐんだ」と、言葉を残し、息を引き取る。巌を救えなかった白夜は、打ちひしがれながらも、真壁に救われた胎児のエコー写真を見て、「これが命…」と初めて涙を流した。
明かされた白夜の謎…2千人に1人が持つ“黄金の血”
白夜の正体についても大きな謎が明かされた。白夜は、2千万人に1人の“ゴールデンブラッド”と呼ばれる希少血液・Rh nullの持ち主だったことが判明。将貴(柄本佑)は、「白夜は血液ビジネスに利用されようとしていたのか」と疑う。また、怪しい動きをしているミレニアム通信会長・海江田国男(石橋凌)が、白夜を狙っているのでは、と感じ始めていた。