医師ではないのに豊富な医療知識を持つ、正体不明の女性・白夜(浜辺美波)が患者の命を救っていく医療ミステリー「ドクターホワイト」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)。同作で、狩岡将貴(柄本佑)の妹・晴汝(はるな)を演じている岡崎紗絵は、「ここまで明るい髪色するのは初めて」という金髪姿で、感情が分からない白夜に対して、親身に寄り添い、自身の抱える病にも前向きに立ち向かう女性を熱演している。
白夜の高い医療知識で、高森総合病院の“総合診断協議チーム”(=CDT)がますます一体感を増す中、第7話では、白夜が「何もない部屋に監禁され、医療の情報だけ与えられてきた」ことが明らかになり、そこにCDTリーダーの麻里亜(瀧本美織)の兄で失踪中の勇気(毎熊克哉)が関係していることも見えてきた。3月7日に放送された第8話では、高森院長(石坂浩二)が亡くなり、病院の要が失われる悲劇に見舞われた。3月14日(月)放送の第9話の予告では、晴汝が何者かに襲われるシーンや、さらに再び倒れて病院に搬送される様子が映し出された。
白夜さんにもお兄ちゃんにも悲しんでほしくない
――将貴と晴汝がいることで白夜が少しずつ人間らしくなってきていると感じます。晴汝はそれぞれに対して、今、どんな思いを抱いていると思いますか?
晴汝は、白夜さんには人間らしさを教えているので、お姉さんのような感覚になっていると思います。お兄ちゃんに対しては、今は心配させたくないという思いが強いですね。だから、病の進行状態についても隠したい。でも、病の進行具合がわかっているので、覚悟を持って、ノートにあることをまとめているんです。直接ではなく、書いて伝えるのが晴汝らしいなと思います。本当にやさしい子で、白夜さんにもお兄ちゃんにも悲しんでほしくないので、普段は努めて明るく振る舞っているんですよね。
――狩岡家で白夜と晴汝と将貴が集うシーンは、いつもほっこりします。
コタツが距離を縮めてくれていると思います(笑)。ご飯を食べるシーンが多いので、「おいしいね〜」と言い合ったりして。美波さんはスープの匂いを吸い込んで、『いい匂い〜』と言ったりしています。嗅覚で味わっているのではないかと思うくらい、すっごい吸い込んでいて、本当にかわいいです。でも、出てくるご飯が本当に全部おいしいんです! 晴汝が作っている設定なので、晴汝がお嫁に行ったら100点だと思います(笑)。