恋愛もしたいけど、前向きにはなれない
――第9話の予告では、将貴の同級生で刑事の淳平(宮田俊哉)に守られるというシーンもありました。淳平は“晴汝ラブ”ですが、今後、ここの進展はありそうですか?
晴汝は淳平さんのことを嫌いじゃないですけど、やっぱり自分の病気のことが気になっているんですよね。恋愛もしたいけど、自分がいつどうなるか分からないので、前向きにはなれない。恋をするのがちょっと怖いと思っている部分はあると思います。晴汝はいい子ですし、淳平さんへの思いがあるにはあるので幸せになってほしいですし、晴汝に奇跡が起きてほしいです。
――そのほかの第9話の見どころを教えてください。
白夜さんの謎がどんどん明らかになり、出生の秘密も見えてきて、そこにまつわる闇の部分も色濃くなってきています。病院を乗っ取ろうとしていた真壁外科部長(小手伸也)の後ろ盾となっていた海江田さん(石橋凌)の本当の狙いも…。
晴汝が襲われるシーンの撮影は、ちゃんとしたアクションシーンになっていて、結構大変でした。私の大変さは淳平役の宮田さんに比べると全然ですけど、想像を上回るアクションでした。淳平は晴汝と一緒の時はいつもふにゃふにゃしてますが(笑)、アクションシーンではちゃんと刑事していて、めちゃくちゃかっこよくなっているので、そこも見どころだと思います!
――ちなみに岡崎さんが物語の結末を知ったとき、どんな感想を持たれましたか?
第一印象は“壮大!”でした。絶対に想像できないと思います。これ予想できたら天才!と思うようなところに、最後に着地するので。ここまでそれをちっとも感じさせていなかったので、とんでもない驚きがあると思いますよ! ヒントは“血”です。皆さんは、想像つくかな? 私は全然できませんでした(笑)。
取材・文=及川静